ご覧頂きありがとうございます。韓国ドラマ大好きタコリです。
今回ご紹介するのはこちら「あいつは黒炎竜」。
「女神降臨」で話題になったムン・ガヨンが主演のラブコメディです。
タイトルだけではまったくどんなストーリーか想像がつかないので、しばらくスルーしていたのですが、ムン・ガヨンが気になって観始めました!
本記事では、視聴者目線で感じた作品の魅力を、キャスト・相関図・あらすじ・見どころ・感想・おすすめポイント・どこで観れるのかまでじっくり解説。
これから見ようか迷っている方には判断材料として、すでに視聴済みの方には“あのシーン良かったよね”と共感できる読み応えのある内容にまとめました。
作品の世界観にどっぷり浸りたい方も、軽く情報を知りたい方も、この記事を読めば「あいつは黒炎竜」がもっと好きになるはず。
それではさっそく、物語の魅力に迫っていきましょう。
「あいつは黒炎竜」とは?初回視聴で感じた印象
「あいつは黒炎竜」は、現実世界・ゲームの世界・そして主人公の妄想が入り混じる独特の構成が特徴のラブコメディです。
序盤からテンポよく物語が展開していく一方で、世界線が突然切り替わったり、キャラクターの立場が変わったりと、とにかく“謎”が多い作品。
視聴者を意図的に混乱させるような演出が散りばめられていて、初見では「え? 今どの世界の話?」「これは現実?ゲーム?」とつい置いていかれそうになる瞬間もあります。
実際、私も1話を見始めたときは、“現代パート”“ゲーム内パート”が次々切り替わる構成に脳が追いつかず、思わず「これはどういうこと?」と首をかしげる場面が何度もありました。
正直、一瞬だけリタイアしようか迷ったほど(笑)。
しかし、話数を重ねるごとに伏線が丁寧に回収され、登場人物たちの感情や関係性が見えてくると、“この複雑さこそが面白い”と感じるように。謎めいた構成の奥に、しっかりとした恋愛ストーリーがあり、キャラクターたちの心情がつながっていく過程がクセになる作品です。
最初は混乱しても、2話・3話と見進めるほどに魅力がじわじわと増していくタイプのドラマなのでぜひ最後まで観進めてみて下さい!
「あいつは黒炎竜」の基本情報
■原題 그놈은 흑염룡
■公開年 2025年
■国 韓国
■話数 全12話
■演出 イ・スヒョン
■脚本 キム・スヨン
■配信サイト U-NEXT
キャストと登場人物の魅力(相関図あり)
「あいつは黒炎竜」は、複雑に組み合わさる“現実×ゲーム世界×妄想”の構造と同じくらい、キャラクター同士の関係性が作品の面白さを引き上げています。
ここでは、主要キャストの魅力を紹介します。


ムン・ガヨン(ペク・スジョン役)
多彩なジャンルで存在感を放つムン・ガヨンが演じるスジョンは、デパート企画チーム長として仕事に全身全霊を注ぐキャリアウーマン。
ゲーム世界と現実を行き来しながら感情が揺れ動くヒロイン。オンラインゲーム時代の“苺”というハンドルネームで出会った“黒炎竜”との再会が波乱を呼びます。
彼女の妄想シーンは振り切ったコミカルさが魅力ですが、現実では傷つきながらも前を向こうとする繊細さも併せ持ち、ムン・ガヨンの幅広い演技力が光ります。
視聴者が“今どの世界を見ているのか”を理解する上で、彼女の表情や雰囲気がヒントになることも多く、ストーリーのナビゲーター的な役割も担っています。
出演ドラマ
「女神降臨」
「偉大な誘惑者」

チェ・ヒョヌク(バン・ジュヨン役)
スジョンの前に現れる謎めいた青年・ジュヨン。
完璧主義の財閥3世で本部長。
どこか影のある表情と、スジョンへの不器用でまっすぐな愛情表現が魅力。
オンライン世界では“黒炎竜”として知られる無邪気でオタクな一面も持つ二重生活キャラ。
クールと無邪気さのギャップが魅力的。
現実かゲームか妄想か。どの世界でも存在感が際立ち、彼が発する一言一言が物語の重要な鍵になっています。
チェ・ヒョヌクの落ち着いた演技が、作品全体の“謎深さ”をより濃くしているキャラクターです。
出演ドラマ
「ハイクッキー」
「輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~」

イム・セミ(ソ・ハジン役)
居酒屋の店主をしている、スジョンのゲーム仲間で親友。
恋愛にも仕事にも真っ直ぐな性格で、スジョンをしっかり支える心強い味方。
イム・セミが持つ大人の余裕と繊細さが相性抜群。スジョンとの関係性は、友情というよりはもう姉妹のような絆がある。
出演ドラマ
「女神降臨」
「天気がよければ会いにゆきます」

クァク・シヤン(キム・シンウォン役)
ジュヨンの友人であり、ヨンソン百貨店のデザイン室長。
物語のコミカルな部分でも存在感あり。
クァク・シヤンならではの包容力・安心感が、物語の緊張感を和らげる役割も。
恋愛の矢印がどこに向かうのか。視聴者を最後まで惑わせる重要人物です。
出演ドラマ
「ホン・チョンギ」
「サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜」
【その他のキャスト】
バン·ヒョジョン・・・チョン·ヒョソン役
コ·チャンソク・・・ペク·ウォンソプ役
キム・ヨンア・・・クォン・インギョン 役
キム・ウギョム・・・ヤン・ジュンス 役
イム・ヨンジュ・・・チェ・ナナ 役
「あいつは黒炎竜」のあらすじと見どころ
オンラインゲームで“黒炎竜”と“苺”として出会ったジュヨンとスジョン。
顔も知らない繋がりの中、チャットで毎日やり取りをするうちに互いに惹かれ合った初恋の物語から始まります。
オンラインゲームのオフ会で初めて2人は顔を合わせることになってのですが・・・
スジョンが恋した黒炎竜は、まさかの年下中学生だったのです。
それから16年後、社会人となったスジョンが働く会社に新しく本部長として赴任してきたのがジュヨン。
上司と部下として、最悪の再会を果たす2人だけど互いに黒炎竜と苺だという事には気づきません。
職場での関係を通して、徐々に変化していく2人の心模様に注目です。
そして、2人が相手の正体に気づいた時・・・
その関係はどうなってしまうのか。
見どころ1:ジュヨンの“二面性”に沼落ち必至

まず最初の見どころは、何と言っても中学生時代のジュヨンの濃厚キャラクター。
私が苺でも、驚きを隠せないでしょうw
現実ではツンツンしているのに、ゲーム世界では完璧すぎる守護騎士。
このギャップが視聴者を惹きつけて離さない最大の要因。
チェ・ヒョヌクの静かな色気と温度差のある演技が、
「どの彼が本当なの?」
という謎と魅力を同時に生み出しています。
しかし、突飛なキャラクター設定とは裏腹に、誰かに受け入れてもらいたいという純粋な思いや、自分を偽らずに生きることの難しさがテーマとして描かれており、コメディながらも心に響くセリフや展開が後に詰まっています。
ムン・ガヨン演じるスジョンは、妄想大暴走でコメディ力高めなのに、ふとした瞬間に見せる弱さや孤独が心に刺さる。
笑わせてくるのに泣かせてもくる、情緒が忙しいヒロインです。
見どころ2:サブキャラにもドラマがある
主人公2人のストーリーだけではなく、サブキャラ達にもしっかりとしたドラマがあります。
なので、最後まで飽きずに楽しめる構成になっていて、この人とこの人は?どうなるの?と楽しみが倍にも膨らみます。
なんなら、そちらの恋愛模様にもかなりの胸キュンが待ち受けていますよ。
「あいつは黒炎竜」をみた感想

笑って泣けて、とにかく心温まるラブコメ!
最初はゲーム時代のエピソードや、再会シーンの設定にシャッフル感がありましたが、一話ごとにスジョンとジュヨンの関係性がしっかり深まり、最後には胸キュンと爽快感が融合した展開に。
そして何といっても笑えるシーン満載!ジュヨンの“オタクぶり”が最高(笑)
ジュヨンのキャラクター設定がまず秀逸。
現実ではクール気味なのに、スジョンが絡むと急にこじらせたオタク気質を発揮してくるギャップが最高に笑えます。
「これ、どこの世界のジュヨン?」
とツッコミたくなる瞬間が多いのに、気付くとその不器用さが愛しくて仕方なくなっているのが、このドラマの魅力。
ムン・ガヨンの演技は、しっかり者のキャリア女性ながらも愛らしさや弱さを持ち合わせたリアルな好感度。そしてチェ・ヒョヌクは、クールな御曹司とオタクな黒炎竜キャラを行き来しながら、ギャップ萌えが炸裂。2人のケミも充実していて、観ているだけで幸せ。
徐々に距離が縮まっていく二人の関係は、王道ラブコメの醍醐味がギュッと詰まっています。
シャッフルされる世界線に翻弄されながらも、「最終的にこんなに胸キュンするとは!」と嬉しい裏切りをくれたドラマでした。
また、サブカップルや親友との友情エピソードがうまく挿入されていて、全体的に優しい世界観が感じられる作品でした。ストレスフリーなラブコメを求める方にはぴったりの一本です。
多彩な表情と確かな演技力で魅せる注目女優ムン・ガヨン
ムン・ガヨンは、子役出身ながら成長とともに着実に演技の幅を広げ、いまや韓国ドラマ界で欠かせない存在に。
可愛らしさと知性を兼ね備えたルックスはもちろん、感情の繊細な表現力や、シリアスからコメディまでこなす演技力の高さが多くの視聴者を惹きつけています。
彼女の魅力をさらに堪能したい方にはぜひ、「女神降臨」もチェックしていただきたいです。
印象に残った名シーンやセリフ

●ジュヨンの孤独な幼少期。見るだけで胸が締め付けられるシーン
ジュヨンが幼い頃、ジュヨンは幼い頃に厳しい祖母に育てられ、過去が明かされるシーンは、本作の中でも特に深く心に刻まれました。
「会社の後継者として完璧であれ」という重圧の中、“自分らしさを押し殺し、感情を見せることすら許されなかった子ども時代”。
この描写はフィクションとは思えないほどリアルで、「実際にこういう家庭はあるんだろうな・・・」と自然に想像ができてしまう分、余計に切なく感じます。
ジュヨンのこじらせ気味の行動も、すべてはこの寂しさと不器用な心の防衛本能からきていたんだと分かり、視聴者の胸をぎゅっと掴む名シーンでした。
●年齢詐称を巡るケンカ。スジョンの怒りとジュヨンの不器用さ
ジュヨンが“年齢を偽っていた”と知ったスジョンが爆発してしまうシーンも印象的。
タコリ的には「年下だったからって、そんなに怒らなくても!」と思ってしまいました。
もちろんスジョンにも、恋愛に対する不安や過去の傷がある。
でもそれ以上に、事情を抱えながらも必死にスジョンに向き合ってきたジュヨンのことを思うと、ただただ切なかった~。
彼の“素直になれないけど真っすぐな愛情”を知っているからこそ、「ジュヨン可哀想すぎる」と感じた視聴者も少なくないはず。
このケンカシーンは、ただのすれ違いではなく、二人が本音でぶつかれる関係になった証でもあるという意味で、物語の大事な転機となる場面でした。
どんな人におすすめ?
「あいつは黒炎竜」は、甘くて温かいラブコメが好きな人にぴったりの一本だと思います。
とくに、ふたりの関係が少しずつ深まっていく“じわきゅん”展開が好きな人には、たまらないポイントがたくさん詰まっています。
●ゲームや二次元×現実のミックス設定が好きな人。
序盤は、ゲームの世界と現実の世界、そして主人公の妄想シーンが入り混じってちょっと不思議な空気ですが、それがクセになってくるんです。世界観に慣れてくると、一つひとつのギャップに笑えたり、キャラの心の傷に共感したりと、物語の奥深さをより楽しめるようになります。
●キャラクターの心の成長を見守る物語が好きな人。
とくにジュヨンの裏に隠された繊細な感情は、視聴者の心に刺さるポイントが多く、彼の笑顔が増えていく過程に自然と涙がこぼれそうに。
「自分らしく生きるって難しいけど大切だよね」と、そっと背中を押してくれる優しいドラマです。
●明るく笑って癒されたい人
ムン・ガヨンの天真爛漫さと、チェ・ヒョヌクのオタク全開のギャップキャラは、観ているだけで元気をもらえます。ふたりのテンポ良い掛け合いも魅力のひとつ。
視聴前は「ちょっと不思議だな?」と思っていた方でも、見終わる頃にはきっと「この世界観、好きかも」と感じるはず。気軽に見始められて、しっかり心に残る、“今の気分にちょうどいい”ラブコメです。
総合評価・おすすめ度
おすすめ度:80%
作品を観た私からの総合評価はこちら。
| 項目 | 評価 |
| キュンキュン指数 | |
| 涙ちょちょぎれ指数 | |
| アクション指数 | |
| クスっとお笑い指数 | |
| ドロドロ指数 |
不器用な2人の恋模様に、キュンとしたりヤキモキしたり感情が忙しいお話でw
飽きずに最後まで視聴できました。
「あいつは黒炎竜」を視聴できるVODは?
2025年12月現在、「あいつは黒炎竜」を視聴できる配信サービスをご紹介します。
■U-NEXT(ユーネクスト)
見放題配信中
本ページの情報は2025年12月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。
まとめ
「あいつは黒炎竜」は、ラブコメの楽しさと、心の傷をそっと癒してくれる優しさが同居した、とてもあたたかいドラマでした。
最初は世界観が独特で、ゲーム時代の回想や妄想シーンが混ざり合い「え?どういうこと?」と戸惑う瞬間もありますが、見続けるほどにキャラクターたちの魅力が際立ち、じわじわとハマってしまう作品です。
ジュヨンの厳しい幼少期、スジョンが抱える不安や葛藤、そして年齢の秘密をめぐる衝突…どのエピソードも、ただのラブコメに終わらず、キャラクターのリアルな心情がしっかり伝わってくるのも、この作品の魅力。
「気軽に笑いたい」「心温まる恋愛が見たい」「キャラの成長物語に弱い」そんな人にぴったりで、週末のリラックスタイムにもおすすめです。
気づけば、“黒炎竜”というワードがちょっと愛おしくなるはず。
独特の設定と愛らしいキャラ、そして優しいストーリーが魅力の「あいつは黒炎竜」。
まだ見ていない方は、ぜひ一度この不思議で温かい世界に飛び込んでみてくださいね。





