Disney+(ディズニープラス)独占配信の韓国ドラマ「北極星」は、チョン・ジヒョン×カン・ドンウォンという胸熱すぎる組み合わせで描かれる、スパイ・サスペンスロマンス大作。
夫を殺害された大統領候補の女性と、正体不明の脱北者の男性。
本来なら決して交わるはずのない2人が、南北朝鮮を揺るがす巨大な陰謀に立ち向かう中で、危険な絆と禁断の愛を育んでいきます。
本記事では、「北極星」のキャストやあらすじ、視聴した感想などをご紹介していきたいと思います!
韓国ドラマ「北極星」とは?(初回視聴で感じた印象)
「北極星」は、夫を失った大統領候補の女性と、正体不明の脱北者の男性が、南北朝鮮を揺るがす巨大な陰謀に巻き込まれていくスパイ・サスペンスロマンス。
政治・権力・国家の裏側がうごめくダークな世界観の中で、危険な任務と禁断の愛が同時に進行していく、緊張感の途切れないドラマです。
特に1話の冒頭から衝撃的な展開が走り抜け、心を一気に掴まれました。
息をのむスリリングなシーンが連続し、「この先どうなるの?」という期待と不安が同時に押し寄せるスタート。
さらに、カン・ドンウォンの身体能力の高さが炸裂するアクションも圧巻で、ただ立っているだけで漂うカリスマ性がえぐい!
“これは絶対に面白い”と確信、まさに一気見確定の予感です。
そしてそこに、チョン・ジヒョンの凛とした強さと脆さが共存する演技が加わり、感情の緊張感までも作品のスリルと同調!
恋愛、陰謀、情報戦。複数のジャンルが同時進行しているにも関わらず、テンポがよく、没入感の高いストーリー展開となっています。
「北極星」の基本情報
■原題 북극성
■公開年 2025年
■国 韓国
■話数 全9話
■監督 キム・ヒウォン、ホ・ミョンヘン
■脚本 チョン・ソギョン
■配信サイト Disney+
キャストと登場人物の魅力
韓国ドラマ「北極星」は演技派が勢揃いした豪華キャストが集結し、どのキャラクターも物語の緊張感を強く支える存在感を放っています。
特に、主演のチョン・ジヒョン×カン・ドンウォンの共演は最大級の話題性があります。
重厚なサスペンスの中に“静かで深い感情のうねり”を生み出すキャラクター描写が見どころです。

チョン・ジヒョン(ソ・ムンジュ役)
大統領候補の夫を殺された悲劇の女性。
政治の渦に巻き込まれながらも、国家の未来と真相解明のために闘う強さを持つヒロインです。
・弱さと強さが同居した複雑な感情表現
・抑えた声で感情を飲み込む“静の演技”が圧巻
・目線だけで状況の緊迫感と覚悟が伝わる
「青い海の伝説」「智異山」とはまた違う“鋼のヒロイン像”を見せてくれる、チョン・ジヒョンの新境地と言えるキャラクターです。タコリは、大好きな女優さんの一人なので、このドラマの予告を観た時には「絶対観たい!」と思いました。
出演ドラマ
「青い海の伝説」
「智異山」

カン・ドンウォン(ペク・サンホ役)
正体不明の脱北者。
尋常ではない戦闘能力を持ちながら、過去・目的・立ち位置のすべてが謎に包まれています。
・抑えた台詞量の中に“影のある色気”が光る
・孤独・不信・信頼・愛という感情の揺らぎが繊細
・ソ・ムンジュと出会ってからの変化がドラマの軸に
感情を抑えた静かな佇まいと、戦闘モードに入った瞬間のキレのギャップがとにかく凄い。視聴者を惹きつける“危険な魅力”を全開で放っています。
出演ドラマ
「1%の奇跡」
「マジック」
イ・ミスク(イム・オクソン役)
政界の影を長年操ってきた権力者。
冷徹さと優雅さを併せ持ち、微笑みの裏にどこまで本音を隠しているのかまったく読めない人物です。
・台詞回し一つで一気に空気を支配する圧
・愛情なのか支配欲なのか判断を迷わせる怖さ
・“敵か味方か分からない”存在として常に物語を攪乱
彼女の登場シーン=緊張が走る。まさに影の主役。
出演ドラマ
「孤独」
「涙の女王」
パク・ヘジュン(チャン・ジュニク役)
ムンジュの夫であり次期大統領候補。
何者かに狙われ命を落としてしまうが、常にストーリーに絡んでくる重要人物。
・妻に何を隠していたのか、果たして妻を愛していたのか。
・味方のようにも見え、黒幕のようにも見える危うさ。
彼の存在がサスペンス要素をさらに深くしていて「最後まで目が離せない人物」。
出演ドラマ
「ミセン-未生-」
「おつかれさま」
キム・ヘスク(チェ・ギョンシン役)
ソ・ムンジュの政治活動を支える現大統領。
母のような優しさと、時に冷徹な決断を下す戦略家としての顔も持ちます。
・“守るために厳しくする”人物像が胸に刺さる
・ムンジュの心の支えであり続ける存在感
・物語が進むほど深みが増していくキャラクター
心の寄りどころでありながら物語にも深く関わる重要人物。
出演ドラマ
「冬のソナタ」
「マイ・デーモン」
【その他のキャスト】
ユ・ジェミョン・・・ユ・ウナク役
ジョン・チョー・・・アンダーソン・ミラー役
オ・ジョンセ・・・チャン・ジュンサン役
イ・サンヒ・・・ヨ・ミジ役
チュ・ジョンヒョク・・・パク・チャンヒ役
あらすじとみどころ

大統領候補の夫が突然何者かに殺害される。その瞬間から、ソ・ムンジュ(チョン・ジヒョン)の人生は一変する。
悲しみに浸る間もなく、周囲では“権力争い”が始まり、愛する夫の死にどこか不自然な影が差していることにムンジュは気づき始める。
疑惑、圧力、裏切り。真実を追えば追うほど、巨大な力が立ちはだかる。
そんな中、ムンジュの前に現れたのは謎の脱北者ペク・サンホ(カン・ドンウォン)。
彼はただの亡命者ではなく、驚異的な戦闘能力と情報力を持ち、何か重大な秘密を抱えている。なぜムンジュの前に姿を現したのか?味方なのか、それとも?
ムンジュはときに警戒し、距離を置きながらも、サンホの存在が事件の真相と深く結びついていることを直感する。
互いへの不信とわずかな信頼が交錯する中、2人はやがて国家規模の巨大な陰謀の中心へと巻き込まれていく。
見どころ1:序盤から加速する展開の速さとスリル
1話冒頭の衝撃シーンを皮切りに、そこからすぐ物語の核心へ踏み込んでいくテンポ感が抜群。
人物関係を理解するまでじっくり・・・ではなく、「一瞬の表情」「台詞の裏の意味」で伏線を提示してくるので、視聴者側も“読み取る楽しさ”がある。
「誰を信じていいか分からない」
その緊張感が常に続き、息もつかせぬ展開を作り上げている。
見どころ2:チョン・ジヒョン × カン・ドンウォンのケミストリー

ムンジュとサンホの間にあるのは、友情でも単なる利害関係でもない。
「信じるべきなのか」「それとも危険人物なのか」
この揺らぎがドラマ全体のドラマ性と緊迫感を増幅させます。
2人が感情を押し殺しながらも距離を縮めていく姿は、セリフ以上に視線や沈黙で語られ、視聴者の想像を刺激してくれるドラマになっています。
見どころ3:アクションのクオリティが映画レベル
カン・ドンウォンの戦闘シーンはまさに圧巻!
無駄のない動きとスピード、静から一気に攻めへ切り替わる身体能力の高さは必見です。
本当に、心の底からかっこいいと叫びたくなりますよw
派手すぎずリアル志向なので、危機感と臨場感が強く、観る側の心拍数は上がっていく一方です。
見どころ4:伏線と心理戦の濃度が序盤からピーク
このドラマの最大の魅力は“真相の深さ”。
ただの陰謀ドラマではなく、
「なぜこの事件が起きたのか」
「何を守ろうとしているのか」
「正義とは何なのか」という価値観に踏み込んできます。
回を重ねるごとに伏線がつながり、登場人物の意味が変わって見えてくるところがとにかく爽快で面白い!
「北極星」をみた感想

最初から最後まで “息つく暇なし” の展開で、まさに一気見させられる作品でした。
いやぁ、このドラマが観たくてわざわざDisney+に登録した甲斐がありました!
面白かった!
スパイサスペンスとして面白いだけでなく、登場人物の感情の機微を丁寧に描いているからこそ、伏線が回収されるたびに胸が締め付けられる瞬間が多かったです。
特に、ムンジュとサンホの関係性の変化は見事!
信頼してはいけない、でも惹かれてしまう。
その危うさと切なさがじわじわ積み重なっていき、気づけば2人の視線と沈黙だけでも感情が伝わってしまうほどの濃さに。
そして何より、サンホの言動がいちいち心を揺さぶってくる。
ボディーガードとして冷静に徹しようとしているのに、ムンジュに危険が迫った瞬間だけは理性より感情が勝ってしまう。
その “感情が漏れた瞬間” にドキッとさせられること多数。
ムンジュも強さと脆さを併せ持つヒロインで、権力闘争・裏切り・陰謀の渦の中でも意志を保ち続ける姿は圧巻。弱さを見せた瞬間は視聴者まで胸が熱くなる。
サスペンスとロマンスは真逆の方向性を持つジャンルのはずなのに、2人の関係性が “愛” ではなく “生き残るための信頼” として始まるからこそ、後半がまさに爆発力抜群です。
アクション、心理戦、ロマンス、どれも高水準で、久しぶりに「終わったあともしばらく余韻と喪失感が残るドラマ」を観た気分でした!
印象に残った名シーンやセリフ(少しネタバレあり)

3話 「あなたの警護は僕以外にできません」
痺れる。頼もしすぎる。
感情を隠しているのに言葉の端々に決意と独占欲が滲むのがたまらない。
“守りたい” をこんなに格好良く表現できる男性います?
5話 「運のいいやつめ。骨までいってたら俺が殺してた」
ムンジュを撃った相手に怒りを露わにするサンホ。
キューーーーーン!
普段は冷静沈着なのに、ムンジュのことだけは感情が抑えられない。
こういうギャップにタコリは弱い。はい、撃ち抜かれました。
そして、ボディーガードは髪まで洗ってくれるんですか!? 事件です(歓喜)
完全に夢の世界。
距離が近すぎるのにあくまで任務として振る舞うサンホ。かっこいい・・・。
6話 「唯一動かない星、北極星」
コビ砂漠での回想シーン。
「北極星だけを見ていると、この世に僕と星だけが存在している気がして、家族も国もない自分を受け入れられた」
孤独な人生を背負ってきたサンホの過去が一気に胸に流れ込んでくる名セリフ。
この瞬間からサンホを見る目が完全に変わる。
最終話 「あと8分あるならサンホさんといたい」
爆発まで残り8分。サンホを置いて逃げなければいけない状況でムンジュが選んだ言葉。
たとえ死ぬとしても、彼と共に。
静かで、強くて、涙なしでは見られない愛の告白。
このシーンがあるからこそ、2人の旅路に心から拍手したくなる。
最終的な、ラストについてはもしかして?シーズン2を匂わせているのでは?な締めくくりでめちゃめちゃモヤっとw
嫌なモヤっとではないんですが、気になるじゃないかぁ~!
どんな人におすすめ?
●スパイ・政治サスペンスが好きな人
陰謀・裏切り・駆け引き・情報戦が濃厚で、伏線の回収も見事。サスペンスとしての満足度が高い作品です。
●大人のロマンスが見たい人
好き・嫌いの単純な恋ではなく、使命・正義・信念の狭間で育つ “禁断の愛”。静かに燃えるタイプのロマンスが刺さります。
●シリアスでも感情を揺さぶられたい人
アクションや緊張感の中に、哀しみ・孤独・葛藤・絆が丁寧に盛り込まれているため、物語が進むほど心が掴まれます。
●俳優の演技力を存分に味わいたい人
チョン・ジヒョン、カン・ドンウォンはもちろん、脇を支えるキャストも圧巻。表情・沈黙・眼差しだけで感情を表現するレベルの高さなので、没入感がすごいです。
●“一気見できる作品” を探している人
1話から衝撃展開の連続で、止めどきが見つかりません。週末・連休に見ると危険です(寝不足確定)。
総合評価・おすすめ度
おすすめ度:100%
| 項目 | 評価 |
| キュンキュン指数 | |
| 涙ちょちょぎれ指数 | |
| アクション指数 | |
| クスっとお笑い指数 | |
| ドロドロ指数 |
スパイサスペンスとしての完成度が高いだけでなく、ムンジュとサンホの “痛いほど愛しいロマンス” が物語を深くしてくれる名作韓国ドラマだと思います。
ドラマとしての完成度・没入感・俳優の演技力、すべてがトップレベルでした。
重厚なテーマながら視聴後に余韻を残す “何度でも思い返してしまうドラマ” を求めている人には、まさに刺さるはず。
「北極星」を視聴できる配信サービス
2025年11月現在、「北極星」を視聴できる配信サービスを一部ご紹介します。
■Disney+(ディズニープラス)
独占配信中
本ページの情報は2025年11月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。
まとめ
韓国ドラマ「北極星」は、スパイサスペンス × 禁断ロマンス × 超一流キャストという最強の組み合わせで、1話から視聴者の心を掴んで離さない作品でした。
裏切りと陰謀が渦巻く世界で、信じることも寄り添うことも簡単ではない2人。
それでも惹かれ合ってしまう “切なくて強い愛” が、物語をさらに深く熱くしてくれます。
息をのむアクション、心が震える感情表現、揺らぎのないヒロインの強さ、そしてサンホの静かに燃える愛。
見どころが多すぎて語り尽くせません。
スリルとロマンスの両方を堪能したい人、ハマる作品を探している人には強くおすすめしたい韓国ドラマです!




