韓国ドラマを観ていると、同じフレーズが何度も出てきますよね。
意味を知っていると「このシーンはそういうことだったのか!」と、もっとドラマが楽しめます。
今回は、恋愛・友情・家族・感情・名台詞の5つのジャンルに分けて、よく使われる韓国語セリフをまとめました。
韓国ドラマでよく聞く!呼び方(呼称)まとめ

韓国ドラマを見ていると、「オッパ」「オンニ」「ッシ」など、日本語にはない独特の呼び方がたくさん登場しますよね。
これらの“呼称”には、相手との関係性・親しさ・敬意 が込められています。
ここでは、ドラマでよく使われる代表的な呼び方と、その使い分け方を解説します!
▶씨(ッシ)
→~さん
最も一般的で丁寧な呼称。「〇〇씨(シ)」と名前の後につけることで「〇〇さん」という意味になります。
たとえば「민준씨(ミンジュンッシ)」=ミンジュンさん。
仕事や初対面、少し距離のある関係でよく使われます。
ただし、目上の人に対しては「ッシ」よりも「ニム」や役職名を使うのが自然です!
▶님(ニム)
→様
「ッシ」よりもさらに丁寧な呼称で、「〇〇님(ニム)」=「〇〇様」にあたります。
会社でお客様を呼ぶ時や、敬意を込めたい場面で使われます。
ドラマでは「선생님(ソンセンニム/先生)」「사장님(サジャンニム/社長様)」などがよく登場します。
ファンがアイドルを呼ぶときに「○○님」とつけることもあります。
▶아/야(ア/ヤ)
→呼び捨て
親しい人や年下に呼びかけるときに名前の後につけます。
子音がない名前には「야(ヤ)」、子音がある名前には「아(ア)」をつけます。
例)ジミン → 「ジミナ(지민아)」、ユナ → 「ユナヤ(윤아야)」
親しさや可愛らしさを表現する呼び方で、友達同士や恋人同士でもよく使われます。
▶엄마(オンマ)
→お母さん・ママ
子どもが母親を呼ぶときの一般的な言葉。
ドラマでは家族シーンで頻出する単語で、幼い子が「オンマ〜!」と泣きながら呼ぶシーンは定番です。
大人になっても多くの人が「オンマ」と呼び続けます。
▶어머니(オモニ)
→お母さん(より丁寧)
「オンマ」よりもかしこまった表現で、他人の母親や目上の人を呼ぶ際にも使います。
たとえば、恋人の母親に対して「어머니」と呼ぶのが礼儀正しいです。
フォーマルな場面や丁寧な会話でよく登場します。
▶아빠(アッパ)
→お父さん・パパ
子どもが父親を呼ぶときの親しみある呼び方です。
家庭の温かいシーンでよく使われ、「オンマ」「アッパ」はセットで登場することが多いです。
▶아버지(アボジ)
→お父さん(より丁寧)
「アッパ」よりもフォーマルで、目上の人に対して使います。
大人の男性が自分の父親を指すときや、他人の父親を呼ぶ際に「アボジ」を使うことが多いです。
時代劇でも「アボジ〜!」というセリフが定番です。
▶오빠(オッパ)
→お兄さん・親しい年上の男性(女性→男性)
女性が年上の男性を呼ぶときに使う呼称。
兄に対して使うほか、恋人同士でも「オッパ〜♡」と呼ぶことがあります。
恋愛ドラマでは欠かせない甘い響きの言葉です。
例:「ユン・セリがリ・ジョンヒョクを“ジョンヒョクオッパ”と呼ぶ」など。
▶언니(オンニ)
→お姉さん・親しい年上の女性(女性→女性)
女性が年上の女性を呼ぶときに使う言葉。
実際の姉だけでなく、仲良しの友達や職場の先輩にも使います。
親しみと尊敬が混ざった呼称で、女性同士の絆を感じさせる響きです。
▶형(ヒョン)
→お兄さん(男性→男性)
男性が年上の男性を呼ぶときに使う呼称。
親しい関係で使われることが多く、兄弟や男友達同士の絆を表します。
スポーツドラマなどでは後輩が先輩に「ヒョン!」と呼ぶ場面が印象的です。
▶누나(ヌナ)
→お姉さん(男性→女性)
男性が親しい年上の女性を呼ぶときに使う言葉。
恋愛ドラマでは年上彼女を「ヌナ」と呼ぶシーンが多く登場します。
「ヌナ、好きだ(ヌナ サランヘ)」は定番の胸キュン台詞です♡
▶선배(ソンベ)
→先輩
学校や職場などで、自分より経験のある人を呼ぶ際に使う言葉。
日本語の「先輩」とほぼ同じですが、親しみを込めて名前を省略して「ソンベ〜!」と呼ぶこともあります。(タコリはいつも「せんぺ~」に聞こえます・・・・w)
「後輩」は「후배(フベ)」といいます。
▶자기야(チャギヤ)
→ダーリン・ハニー
恋人同士で使う甘い呼び方。「自分の人」という意味で、英語の「ハニー」に近いニュアンスです。恋愛ドラマではカップルの日常会話で頻繁に登場します。
例:「チャギヤ〜ご飯食べた?」など。
▶여보(ヨボ)
→あなた・おまえ(夫婦間)
既婚者の間で使われる呼称。
夫婦が互いに「ヨボ〜」と呼び合うのが一般的です。
日本語の「あなた」に近い響きで、長年連れ添った夫婦ほど自然に使っています。
韓国の呼称は、相手との関係性や距離感を大切にする文化が表れています。
ドラマを観るときに意識して聞いてみると、登場人物同士の関係性がより深く理解できますよ。
お気に入りのセリフや呼び方を覚えて、韓国語をもっと楽しみましょう!
韓国ドラマでよく聞く!挨拶・感謝・謝罪のフレーズまとめ

韓国ドラマを見ていると、「アンニョンハセヨ」「カムサハムニダ」「ミアネ〜」など、
よく耳にするフレーズがたくさん登場します。
ここでは、日常会話・挨拶・感謝・謝罪の定番フレーズをわかりやすく解説します!
▶처음 뵙겠습니다(チョウム ベッケッスムニダ)
→はじめまして
初対面の人に会ったときに使う丁寧な挨拶。
直訳すると「初めてお目にかかります」という意味で、ビジネスシーンやフォーマルな場面でも使えます。
ドラマでは面接シーンや、新しい上司・取引先に挨拶する場面でよく聞かれます。
▶오래간만입니다(オレガンマニムニダ)
→お久しぶりです
久しぶりに会う相手に対して使う丁寧な挨拶。
ドラマで、昔の恋人や旧友と再会したときなどに使われます。
親しい相手に使うときは、カジュアルに「오랜만이야(オレンマニヤ)」でもOK。
▶잘 지냈어?(チャル ジネッソ?)
→元気だった?
直訳すると「よく過ごしてた?」という意味。
親しい友人や家族に使うカジュアルな表現です。
再会シーンでは定番のフレーズですね!
丁寧に言う場合は「잘 지내셨어요?(チャル ジネショッソヨ?)」となります。
▶안녕하세요?(アンニョンハセヨ)
→こんにちは・おはよう・こんばんは
韓国語で最もよく使う挨拶のひとつ。
時間帯を問わず使える便利な言葉で、会ったときの基本のあいさつです。
カジュアルに言うと「안녕?(アンニョン?)」になり、親しい友達や恋人同士で使われます。
別れ際にも「アンニョン〜♪」と使える万能表現です!
感謝の言葉を使い分けよう
韓国語では「ありがとう」にもいくつか種類があります。
丁寧さや関係性によって使い分けるのがポイントです。
▶감사합니다(カムサハムニダ)
→ありがとうございます
最も丁寧でフォーマルな「ありがとう」。
目上の人やビジネスシーン、初対面の人に使います。
ドラマでは会社のシーンや、感謝を伝える真面目な場面でよく登場。
▶고맙습니다(コマッスムニダ)
→ありがとうございます
「カムサハムニダ」と同じく丁寧な表現ですが、少し柔らかい印象。
年上の人にも使えますが、少し距離が近い間柄でも自然に使えます。
▶고마워요(コマウォヨ)・고마워(コマウォ)
→ありがとう
「コマウォヨ」は丁寧な口調で、年上の人やあまり親しくない相手にも使えます。
一方で「コマウォ」は完全なタメ口で、家族・友人・恋人など親しい関係で使う言葉です。
恋愛ドラマで「고마워(コマウォ)」と優しく言うシーンは胸キュンポイント♡
謝るときの言葉を使い分けよう
韓国では、ちょっとしたことで謝る文化が根付いています。
そのため、「ごめんなさい」も状況によって使い分けが必要です。
▶죄송합니다(チェソンハムニダ)
→申し訳ありません
最も丁寧でフォーマルな謝罪の言葉。
ビジネスや目上の人への謝罪に使います。
時代劇などでは「죄송하옵니다(チェソンハオムニダ)」という古語も登場します。
▶미안합니다(ミアナムニダ)
→申し訳ありません(少し柔らかめ)
「죄송합니다」より少しくだけた印象。フォーマルですが、個人的な場面でも使えます。
友人や先輩などに丁寧に謝るときにぴったりです。
▶미안해요(ミアネヨ)
→ごめんなさい
やや丁寧ながらも親しみがある表現。
恋人や家族に「ごめんね」と伝えるときに自然です。
▶미안해(ミアネ)
→ごめん
最もカジュアルで、親しい相手に使う謝罪の言葉。
恋愛ドラマで「ミアネ…」と切なげに言うシーンはおなじみですね。
別れのあいさつ
韓国語では、別れのときも「行く人」と「残る人」で表現が変わります。
ドラマを観ていて「どっちだっけ?」と思う方も多いのでは?
▶안녕히 가세요(アンニョンヒ ガセヨ)
→さようなら(行く人に対して)
「行ってらっしゃい」「お気をつけて」の意味で、去る人に対して使います。
カフェの店員さんがお客さんに向かって言う「アンニョンヒガセヨ〜」が定番。
▶안녕히 계세요(アンニョンヒ ゲセヨ)
→さようなら(残る人に対して)
自分がその場を離れるときに、残る人に向かって使う挨拶です。
日本語でいう「お先に失礼します」に近いニュアンスです。
▶들어가세요(トゥロガセヨ)
→さようなら(帰る人に対して)
直訳は「お入りください」ですが、夜に「お疲れさまでした、ゆっくり休んでくださいね」という意味で使われます。
会社の同僚同士が退勤時に交わす「トゥロガセヨ〜」は韓国の日常会話そのもの!
韓国語の挨拶や感謝の言葉は、相手との関係性と丁寧さで微妙に変わります。
ドラマを観るときに、どの言葉をどんなトーンで使っているかに注目すると、登場人物の関係性がよりよく理解できますよ。
少しずつ覚えて使ってみると、韓国語がぐっと身近に感じられるはずです!
恋愛でよく聞く韓国語セリフ

韓国ドラマの胸キュンシーンには欠かせない「愛のセリフ」。
シンプルな言葉でも、俳優の表情やトーンによって何倍も切なく、甘く響きます。
ここでは、ドラマで頻出する恋愛フレーズを、使うシーンの雰囲気と一緒に解説します!
▶사랑해요(サランヘヨ)
→愛しています
韓国語で最も有名な愛の言葉。
丁寧に「愛しています」と伝える表現です。
恋人同士の真剣な告白シーンや、別れ際に涙ながらに言う場面でもよく使われます。
親しい間柄では「사랑해(サランヘ)」とカジュアルに言うことも多いです。
▶보고 싶어(ポゴ シッポ)
→会いたい
直訳すると「見たい」ですが、恋愛では「会いたい」の意味になります。
離れた恋人を思うときや、別れた後に寂しさを込めて使われることも。
「너무 보고 싶어(ノム ポゴ シッポ)=すごく会いたい」になると、さらに切なさ倍増です。
▶네가 좋아(ネガ チョア)
→君が好き
直訳は「君が好きだよ」で、告白の定番フレーズです。
もっと柔らかく言いたいときは「너 좋아(ノ チョア)」、
強調したいときは「정말 좋아해(チョンマル チョアヘ)=本当に好き」と言います。
▶너뿐이야(ノップニヤ)
→あなただけだ
「私にはあなただけ」「他の人なんていない」という強い愛の表現。
ドラマでは、誤解やすれ違いの後に相手への真心を伝える場面でよく登場します。
感情を込めて言うと、とてもドラマチックな一言に。
▶같이 있고 싶어(カチ イッコ シッポ)
→一緒にいたい
直訳は「一緒にいたい」。
恋人同士が別れたくないとき、または「今日は帰りたくないな」なんて甘いシーンで使われます。
「ずっと一緒にいたい」は「항상 같이 있고 싶어(ハンサン カチ イッコ シッポ)」。
▶평생 함께하자(ピョンセン ハムケハジャ)
→一生一緒にいよう
プロポーズや結婚を誓うときに使われる言葉。
「평생(ピョンセン)」は「一生」、
「함께하자(ハムケハジャ)」は「一緒にいよう」という意味です。
まさに“永遠の愛”を誓うフレーズです。
▶키스해도 돼?(キス ヘド テ?)
→キスしてもいい?
恋愛ドラマのドキドキ場面でよく聞く台詞。
直訳は「キスしてもいい?」ですが、
「〜해도 돼?」は「〜してもいい?」という許可を求める言い方。
この言葉が出る瞬間、視聴者の心拍数も急上昇ですね♡
▶운명(ウンミョン)
→運命
韓国ドラマでよくテーマになる言葉。
「우린 운명인 것 같아(ウリン ウンミョンイン ゴッ カタ)=私たち、運命みたい」
というセリフもよく登場します。
出会いを“運命”と感じるロマンチックな展開に欠かせないワードです。
▶끝까지 지켜줄게(クッカジ チキョジュルケ)
→最後まで守ってあげる
直訳は「最後まで守ってあげる」。
愛する人を守る決意を伝えるフレーズです。
アクションやサスペンス要素のある恋愛ドラマでもよく登場します。
男性主人公がヒロインをかばいながら言うセリフ、まさに名場面。
▶널 행복하게 해줄게(ノル ヘンボカゲ ヘジュルケ)
→君を幸せにしてあげる
プロポーズシーンや告白の言葉として使われるセリフ。
「행복하게 해주다(ヘンボカゲ ヘジュダ)」は「幸せにしてあげる」という意味で、
愛情と決意を感じる言葉です。
▶세상 어디에도 너 같은 사람 없어(セサン オディエド ノ ガトゥン サラム オプソ)
→世界中どこにも君みたいな人はいない
壮大でロマンチックな愛の表現。
直訳通り、「世界のどこを探しても君みたいな人はいない」という意味。
別れのシーンや、深い愛を伝える場面でよく使われます。
▶널 포기 못해(ノル ポギ モッテ)
→君を諦められない
「포기하다(ポギハダ)」は「諦める」。
それを否定して「포기 못해」は「諦められない」という意味。
恋愛ドラマで最も熱い名セリフの一つです。
切なくも情熱的な愛の告白にぴったり。
▶너 없인 못 살아(ノ オプシン モッ サラ)
→君なしじゃ生きられない
直訳すると「君がいなければ生きられない」。
別れを拒む切ない愛の表現。
「너 없인 안 돼(ノ オプシン アン デ)=君がいなきゃダメだ」ともよく言われます。
▶내 곁에 있어 줘(ネ キョテ イッソ ジョ)
→そばにいてほしい
「곁(キョッ)」は「そば」という意味。
孤独なときや不安な場面で、恋人に支えてほしいという気持ちを伝えるフレーズ。
優しく言うと、とても温かく響きます。
▶영원히 사랑할게(ヨンウォニ サランハルケ)
→永遠に愛するよ
「영원히(ヨンウォニ)」=永遠に、
「사랑할게(サランハルケ)」=愛するよ、という未来形の表現。
プロポーズや最終回のハッピーエンドにぴったりの名台詞です。
韓国ドラマを象徴するような、永遠の愛の言葉です。
恋愛ドラマの名セリフは、シンプルでも心に響く表現が多いです。
同じ「好き」や「愛してる」でも、話す相手・場面・感情によって微妙にニュアンスが違うのが韓国語の魅力。
ドラマを見ながら、この言葉たちがどんなトーンで使われているかを意識すると、より深く物語を味わえますよ!
韓国ドラマでよく聞く日常会話フレーズまとめ

恋愛や感動の名台詞も素敵ですが、ドラマをリアルにしているのは何気ない日常の言葉たち。
ここでは、韓国ドラマで最も耳にする“日常会話セリフ”を紹介します。
どれも会話にすぐ使える表現ばかりですよ!
▶화이팅!(ファイティン!)
→頑張れ!
韓国語の応援フレーズとして最も有名。
英語の「Fighting!」が由来で、「힘내!(ヒムネ/元気出して!)」と同じような意味でも使われます。
試験前やスポーツの試合、仕事の励ましなど、あらゆる場面で登場する万能の一言。
ドラマでも仲間同士で「화이팅!」と言い合うシーンが印象的です。
▶배고파(ペゴパ)
→お腹すいた
直訳は「お腹がすいた」。
友達同士や家族の会話でよく使われます。
丁寧に言うなら「배고파요(ペゴパヨ)」、さらにフォーマルにするなら「배가 고픕니다(ペガ コプンミダ)」。
食事シーンが多い韓国ドラマでは頻出ワードです!
▶오늘 뭐 해?(オヌル モヘ?)
→今日何するの?
「오늘(オヌル)」=今日、「뭐 해?(モヘ?)」=何してるの?というカジュアルな質問。
恋人や友人同士のLINEや通話シーンでよく出てきます。
少し丁寧に言いたいときは「오늘 뭐 해요?(オヌル モヘヨ?)」。
▶같이 가자(カチ カジャ)
→一緒に行こう
仲良し同士でよく使う誘いの言葉。
「같이(カチ)」=一緒に、「가자(カジャ)」=行こう。
元気よく「같이 가자!」と言えば、まさに韓国ドラマの友達キャラそのもの。
優しく言うと恋愛ドラマの“デートの誘い”にもなります
▶대박!(テバッ!)
→すごい!
若者言葉の定番!
驚きや感動を表す感嘆詞で、「マジで!?」「ヤバい!」「最高!」など、状況に応じて幅広く使えます。
「대박이다!(テバギダ)」と言えば「すごいね!」
「진짜 대박!(チンチャ テバッ)」は「本当にすごい!」という強調表現です。
ドラマでも感情豊かなキャラクターがよく口にします。
▶괜찮아(ケンチャナ)
→大丈夫だよ
励ましや慰めの場面でよく聞く言葉。
「괜찮아요(ケンチャナヨ)」と丁寧に言えば「大丈夫です」。
落ち込んでいる相手に「괜찮아, 괜찮아(ケンチャナ ケンチャナ)」と繰り返すのも韓ドラらしい優しい響き。
恋人同士の「大丈夫?」→「大丈夫だよ」という温かいやりとりにもよく登場します。
▶밥 먹었어?(パプ モゴッソ?)
→ごはん食べた?
韓国では「ごはん食べた?」が「元気?」に近い挨拶代わりの言葉。
親しい人への気遣いを込めて使われます。
ドラマでは、母親が子どもに電話するとき、恋人が久しぶりに連絡するときなど、日常の温もりを感じる一言。
丁寧に言うと「밥 먹었어요?(パプ モゴッソヨ?)」になります。
日常フレーズは短くても、感情や人間関係がぎゅっと詰まった言葉ばかり。
「화이팅!」や「괜찮아」などは、ドラマのシーンをそのまま真似して使うのもおすすめです。
韓国ドラマを見ながら、登場人物の言い方や表情を観察すると、
よりリアルな韓国語のニュアンスを感じられますよ
感情が溢れる!怒りや涙のシーンでよく聞く韓国語セリフ

怒り、悲しみ、後悔、そして許し。
韓国ドラマの魅力は、登場人物たちの感情をストレートに表すセリフにあります。
ここでは、涙を誘うシーンや胸が締めつけられる瞬間によく登場する言葉を紹介します。
▶아씨(アイシュ)
→あ〜くそ、ちくしょう〜
イラッとしたときや、思い通りにいかないときに出る独り言のような表現。
ドラマの中では、転んだときや誰かに裏切られた瞬間などで「아씨!」と吐き捨てるように言うシーンがよくあります。
軽い苛立ちから強い怒りまで、トーン次第で意味が変化するリアルな感情ワードです。
▶바보(パボ)
→アホ、バカ
恋人や友人に対して「もう、バカ!」というときにも使われる表現。
怒りだけでなく、愛情混じりの“バカ”にもなるのがポイント。
たとえば涙のシーンで「바보야… 왜 그랬어?(バボヤ…ウェグレッソ?)」=「バカ…どうしてそんなことしたの?」というセリフは定番です。
▶왜 그래?(ウェ グレ?)
→どうしたの?
心配や戸惑いを表す一言。
泣いている相手や怒っている人に「왜 그래?」と声をかけるシーンは、
ドラマの中でよく見られる“優しさの始まり”のフレーズ。
怒って言えば「一体何なの!?」というニュアンスにもなります。
▶개새끼(ケセッキ)
→この野郎・ブタ野郎
強い侮辱の意味をもつ言葉で、ドラマでは怒りの頂点で登場することがあります。
使う場面は限定されますが、リアルなケンカシーンや復讐劇ではよく耳にします。
実際の会話では使わないように注意が必要な“放送禁止レベル”の罵り言葉です。
▶미쳤어?(ミチョッソ?)
→頭おかしいんじゃない?
直訳は「狂ったの?」。
驚きや信じられない行動に対して使われる定番フレーズです。
感情が高ぶる場面で頻出します。
「진짜 미쳤어!?(チンチャ ミチョッソ!?)」=「本気でおかしいんじゃない!?」のように強調することも。
▶가지마!(カジマ!)
→行かないで!
別れの名シーンに欠かせない言葉。
泣きながら叫ぶ「가지마!」は、韓国ドラマファンなら一度は耳にしたことがあるはず。
恋人だけでなく、家族や友人との別れでも使われる切ないセリフです。
▶울지 마(ウルジ マ)
→泣かないで
慰めの言葉として定番中の定番。
優しく「울지 마…」と囁くシーンは、感動シーンの鉄板です。
命令形ですが、“優しい励まし”のニュアンスで使われます。
▶용서해 줘(ヨンソヘ ジョ)
→許して
謝罪の場面で登場する言葉。
「용서(ヨンソ)」は「許し」、「해 줘」は「して(くれ)」の意味。
つまり「どうか許してほしい」という懇願の言葉。
涙ながらに「용서해 줘…」とつぶやくシーンは、韓ドラの泣き所です。
▶그만해!(クマネ!)
→やめて!
ケンカや衝突のシーンで頻出。
「그만」=やめる、「해!」=して!→「もうやめて!」という強い制止の言葉。
怒りや悲しみ、時には相手を思う優しさがこもることもあります。
▶너무 아파(ノム アパ)
→すごく痛い
「身体の痛み」だけでなく、「心が痛い」という比喩的な意味でも使われます。
別れや裏切りのシーンで「너무 아파…」と涙を流す場面は、まさに韓国ドラマの象徴。
▶나한테 왜 그래?(ナハンテ ウェ グレ?)
→なんで私にそんなことするの?
「나한테(私に)」+「왜 그래(どうしてそんなことするの?)」で、
裏切りや誤解のシーンにぴったりのセリフ。
感情が爆発する場面で叫ばれることが多く、印象に残るセリフのひとつです。
▶아무것도 하기 싫어요(アムゴット ハギ シロヨ)
→何もしたくありません
絶望や疲労感を表す言葉。
心が折れてしまった登場人物が静かに口にすることが多いフレーズです。
「싫어요(シロヨ)」は「嫌です」という意味で、深い悲しみや無気力を表現します。
▶걱정하지 마(コッチョン ハジ マ)
→心配しないで
「걱정하다」=心配する、「하지 마」=するな、で「心配しないで」。
慰めの定番フレーズで、恋人や家族に向けて優しく語りかける場面で登場します。
強く言えば「心配するな!」、優しく言えば「大丈夫だから…」という癒しの一言に。
怒りや涙のシーンで使われるセリフは、キャラクターの心の叫びそのもの。
これらの言葉を知っておくと、ドラマの感情表現がよりリアルに伝わります。
韓国語のイントネーションや息遣いにも注目して聞くと、まるで自分もドラマの世界に入り込んだような気持ちになりますよ
まとめ
韓国ドラマのセリフを覚えると、ドラマの理解が深まるだけでなく、日常会話や旅行でも役立ちます。
シンプルで覚えやすい呼称から覚えて、ぜひ真似してみてください。
韓国ドラマで学んだセリフを実際に使ってみると、さらにドラマが楽しくなりますよ!
私もまだまだ単語で聞き取れる程度ですけど、いつか喋れるくらいになりたいと夢見てます。
韓ドラを字幕なしで理解してみたい!




