ご覧頂きありがとうございます。韓国・中国ドラマ大好き主婦のタコリです。
韓国ドラマ「コネクション」を観終わったのでまとめを紹介します!
主演はカリスマ俳優チソン、そして「賢い医師生活」で大ブレイクしたチョン・ミド。
友情・裏切り・復讐が複雑に絡み合うストーリーは、1話目から圧倒的な緊張感で視聴者を惹きつけます。
チ・ソンが演じる麻薬捜査官の苦悩や、過去の事件に隠された真実が徐々に明らかになる展開は、まさに“手に汗握る”見応えです!
本記事では、ドラマの魅力やキャスト、感想、そして見どころを詳しく紹介します。
「コネクション」とは?初回視聴で感じた印象
1話目から衝撃。
まさか、麻薬捜査官が麻薬中毒になるなんて!ですよ。
韓国ドラマ「コネクション」は、善悪の境界が曖昧な現代社会を鋭く描き出すサスペンスドラマ。
主人公チャン・ジェギョン(チ・ソン)は優秀な麻薬捜査官でありながら、ある事件をきっかけに自ら麻薬の罠に落ちてしまいます。
「正義を貫く者が、いつの間にか闇に取り込まれていく」その展開があまりにもリアルで、初回から息をのむような緊迫感に包まれる展開でした。
また、タイトル「コネクション」が示す“つながり”は、人間関係の絆だけでなく、腐敗した社会構造の象徴としても機能。
友情、裏切り、そして復讐の中で揺れる登場人物たちの心情が重厚に描かれ、観る者を深く引き込みます。
「コネクション」の基本情報
■原題 커넥션/Connection
■公開年 2024年
■国 韓国
■話数 全16話(U-NEXT28話)
■脚本 イ・ヒョン「検事ラプソディ~僕と彼女の愛すべき日々~」
■演出 キム・ムンギョ「ホン・チョンギ」「車輪」
■配信サイト U-NEXT、Lemino、ABEMA、Hulu
キャストと登場人物の魅力(相関図あり)


チソン(チャン・ジェギョン役)
麻薬捜査チームのエース刑事。
周囲からの信頼も厚く、昇進目前と期待されていたが、ある夜を境に人生が激変。
何者かに薬物を打たれ、目覚めると“中毒者”のレッテルを貼られてしまう。
真相を探る過程で、20年来の友情や隠された権力構造に直面する。
チソンはこの役のために体重を大幅に落とすなど役作りを徹底。
出演ドラマ
「被告人」
「キルミー・ヒールミー」

チョン・ミド(オ・ユンジン役)
社会部記者のオ・ユンジンは、真実を追い求める情熱と冷静な洞察を併せ持つキャラクター。
チョン・ミドは「賢い医師生活」で見せた温かみある演技とは一転、硬質で強い女性像を描き出しました。
彼女のまっすぐな視線や抑えた感情表現は、報道の世界で戦う女性のリアリティを感じさせ、
ジェギョンとの微妙な距離感や信頼の揺らぎが、物語に人間ドラマとしての深みを加えています。
出演ドラマ
「賢い医師生活」
「39歳」

クォン・ユル(パク・テジン役)
ジェギョンの旧友であり、現在は財界に大きな影響を持つ男・パク・テジン。
一見スマートで穏やかですが、その裏には計算高く冷酷な一面が。
クォン・ユルはこの“外柔内剛”のキャラクターを完璧に体現し、視聴者を翻弄しました。
友情か、裏切りか。その微妙な境界を見せる表情の演技が秀逸で、後半にかけての緊張感を一層高めています。
出演ドラマ
「ボイス2」
「キングダム」

キム・ギョンナム(ウォン・ジョンス役)
ウォン・ジョンスは、ジェギョンの高校時代の同級生。
学生時代から何かと因縁があり、再会後も複雑な関係が続いていきます。
キム・ギョンナムはこの“敵か味方か分からない”微妙な立ち位置を見事に演じ、物語に重層的な緊張感を与えました。
視線ひとつで感情の揺れを表現する繊細な演技が印象的で、彼が登場するシーンはどれもドラマの核を揺さぶるような迫力があります。
出演ドラマ
「瑞草洞」
「キング:永遠の君主」
【その他のキャスト】
チャヨプ・・・オ・チヒョン役
チョン・ユミン・・・チェ・ジヨン役
ユン・ナム・・・パク・ジュンソ役
パク・クンロク・・・チョン・サンウィ役
チョン・ジェグァン・・・キム・チャンス役
チョン・スンウォン・・・ホ・ジュソン役
あらすじと見どころ

麻薬捜査官チャン・ジェギョン(チ・ソン)は、正義感と使命感に溢れたエース刑事。チャン・ジェギョンの視点から始まります。
昇進を控え、順風満帆なキャリアを歩んでいた彼の前に、旧友が突然現れます。
友は謝罪の言葉を残し、その夜何者かに拉致され、意識を失っている間に麻薬中毒者にされてしまうという衝撃の事件が起こる。翌朝、目覚めた彼は“中毒者”として警察にマークされ、築き上げてきた信頼とキャリアが音を立てて崩れていきます。
そして、ジェギョンの旧友、パク・ジュンソが謎の死を遂げます。
復帰後、彼は同級生の不審死をきっかけに、かつての“友人たち”と再び関わりを持つことに。

そこには、新聞記者オ・ユンジン(チョン・ミド)や財閥関係者パク・テジン(クォン・ユル)ら、
過去と現在をつなぐ複雑な人間関係が絡み合っていた。
公式には自殺と処理されそうになるものの、遺産の受取人にジェギョンと記者ユンジンの名があったことから、事態は複雑さを増していきます。なぜ彼らに遺産を託したのか。そして、彼が抱えていた秘密とは何だったのか。友情の記憶と裏切りの影が交錯していきます。
やがて、彼の中に残された“麻薬”と“記憶の断片”が、事件の真相を導くカギとなる。
信じていた仲間との裏切り、見えない組織の影、そして隠された過去の罪。
ジェギョンは自らの命を賭け、真実を暴き出そうとする。
見どころ1:麻薬捜査官が中毒者になるという設定
最大の見どころは、やはり「麻薬捜査官が麻薬中毒になる」という斬新すぎる設定だと思います。
この逆転の構図が、作品全体に独特の緊張感と悲劇性を与えています。
チ・ソン演じるジェギョンは、誰よりも正義を信じながら、自分の中に潜む闇と戦う。
その“正義と堕落の狭間で揺れる心理”が繊細に描かれており、観る者の心をえぐります。
見どころ2:チ・ソン×チョン・ミドの緊張感ある演技バトル
ジェギョンと、チョン・ミド演じるオ・ユンジンとの駆け引きも見逃せません。
捜査官と記者という立場の違いからくる信頼と疑念の揺らぎが、物語に深い人間ドラマを生み出しています。
物語のテンポは非常にスリリングで、伏線が丁寧に張られ、回を追うごとに“あのシーンの意味”が回収されていく構成は、韓国サスペンス特有の中毒性を感じさせました。
見どころ3:20年越しの“コネクション”

ジェギョンはユンジンや同級生たちと再会し、真相に近づこうとします。
しかし彼らの間には20年越しの確執や利害が絡み、協力関係は容易に築けません。
過去の友情は本物だったのか、それとも利用されていただけなのか。視聴者も登場人物と同じように疑念を抱きながら物語に引き込まれていきます。
事件の背後には、司法や警察の上層部までつながる巨大な利権構造が潜んでいました。
ジェギョンは自らの潔白を証明するために、命を懸けて真実を追うことになります。薬物中毒という弱みを抱えながらも、仲間を信じるか疑うか、その選択が物語を大きく動かしていきます。
「コネクション」をみた感想

1話目から主人公が薬物を投与される衝撃展開で驚き。
常に「誰が敵で誰が味方なのか」を考えさせられ、答えを出せないまま次のエピソードへ進んでしまう。まさに中毒性のある作品だと思います。
このドラマの大きなテーマは“友情”。
20年も経てば人は変わり、立場も違ってくる。だからこそ「本当に信じられるのか?」という疑念がリアルで、見ているこちらまで色々考えさせられるドラマだと思います。
友情の美しさだけでなく、人間の弱さや欲望もきちんと描かれていてちょっぴり人間不信になってしまうかも。
チソンはさすがの演技力。
薬物中毒に苦しむシーンは痛々しいほどで、観ているこちらも息苦しくなるほどの迫力でした。リアル過ぎて怖いくらい。
チョン・ミド演じるユンジンは冷静でありながら温かく、二人のコンビが物語を支える柱になっていると思います。ふたりが真実を追う過程でぶつかり合いながらも、同じ目的に向かっていく姿には強い絆のようなものを感じました。
個人的には、途中から一緒に行動するようになる同級生ホ・ジュソンがお気に入り♡
暗いテーマにちょっぴり笑いをもってきてくれてほっこりする存在でした。

毎話色々な展開が繰り広げられて、全員怪しく見えてくるし、全員悪い人に見えるw
なので、正直途中で一旦休憩入れました。
何日か観ないようにして、息抜き。
一気見するにはちょっと重すぎるテーマだと思います。
だけど、最終回の最後の最後では、やっとジェギョンの心からの笑顔が見れたのでホッとしました。
人間生きていれば、裏切られることも、裏切ってしまうこともあるかもしれない。
自分でもまだ気づいていない、心の中の悪魔に不安を感じつつ。
欲望を制御できる人間でありたいと強く思いました。
印象に残った名シーンとセリフ(少しネタバレあり)

・同級生との再会シーン
高校の同級生であるウォン・ジョンスとジェギョンが再会するシーンは、過去の因縁を感じさせる重い空気が漂います。
言葉少なに交わす視線だけで、二人の間に積み重なった年月と確執を表現しており、まさに演技派俳優同士の“間”の勝負。この再会が物語の中盤以降の大きな転換点となるので見逃せません。

・葛藤に苦しむオ・ユンジン
オ・ユンジンは真実を追い求め、正義感にも溢れていますが自分の愛娘のために苦悩する姿が印象的でした。正しい行動をしたいのに、娘のために悪に手を染めなければならない・・。その葛藤に自分の心が勝てるのか。
我が子が絡むだけに、同じ母として私も心が痛くなりました。もし自分だったらどんな選択ができるだろうか・・。
どんな人におすすめ?
・本格的なサスペンス・ミステリーが好きな人
「コネクション」は、緊迫したサスペンス展開が好きな人、心理戦や人間の裏の顔に興味がある人に特におすすめです。
・チ・ソンの演技を堪能したい人
主人公のチャン・ジェギョン(チ・ソン)が、麻薬捜査官でありながら薬物中毒になるという異例の設定が、従来の刑事ドラマとは一線を画しています。真実を追う中で明らかになる“過去の因縁”や“人間関係の闇”は、見る人の心を強く揺さぶるでしょう。
・人間関係の複雑さを描く作品に惹かれる人
チョン・ミド演じる記者オ・ユンジンとの対立や信頼関係の変化も見どころで、男女の心理的な駆け引きが好きな人にも刺さる内容です。
総合評価・おすすめ度
おすすめ度:80%
作品を観た私からの総合評価はこちら。
| 項目 | 評価 |
| キュンキュン指数 | |
| 涙ちょちょぎれ指数 | |
| アクション指数 | |
| クスっとお笑い指数 | |
| ドロドロ指数 |
サスペンス好きはもちろん、ヒューマンドラマが好きな人にもハマる作品かと思います。
友情や正義といった普遍的なテーマを描きながら、サスペンスとしての緊張感も存分に楽しめます。ただ、すごく重いので少しずつ観た方が良いかな・・・
あと、ラブストーリーが好きな方にはおすすめしません。キュンキュンはゼロですw
「コネクション」を視聴できるVODは?
2025年11月現在、「コネクション」を視聴できる配信サービスをご紹介します。
■U-NEXT(ユーネクスト)
見放題配信中
■Hulu(フールー)
見放題配信中
■ABEMA(アベマ)
見放題配信中
■Lemino(レミノ)
見放題配信中
本ページの情報は2025年11月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。
まとめ:チ・ソンの圧巻の演技と重厚な人間ドラマが光る!
韓国ドラマ「コネクション」は、麻薬捜査官が麻薬中毒になるという衝撃の設定から始まり、回を追うごとに人間関係の闇と真実が暴かれていくスリリングな作品です。
チ・ソンの緊迫感あふれる演技と、チョン・ミドとの息の合った共演は見応え抜群。サスペンス要素だけでなく、友情や裏切り、贖罪といった深いテーマが丁寧に描かれ、最後まで目が離せません。
社会的地位や名誉の裏に隠された「人間の弱さ」と「正義の形」を問いかける本作は、刑事ドラマを超えたヒューマンサスペンス。
緻密な構成と心理描写で、見る者を完全に“コネクト”してしまう。そんな強烈な余韻を残すドラマです!



