キム・ユジョンは子役としてキャリアをスタートさせ、わずか4歳で広告モデルとして芸能界にデビュー。その後、2004年の映画『DMZ 非武装地帯 追憶の三十八度線』でスクリーンデビューを果たしました。以降、数々のドラマや映画に出演し、演技力の高さと透明感あふれるビジュアルで一躍注目を浴びます。
「国民の妹」と称されるほど幅広い世代から愛され、子役から大人の女優への見事な転身を遂げた代表的存在のひとりです。特に時代劇での安定した演技力は評価が高く、韓国国内外で人気を集め続けています。
そんな「キム・ユジョン」の主演・出演作品をご紹介していきます!
キム・ユジョンのプロフィール
名前 キム・ユジョン(김유정 / Kim You-jung)
職業 俳優
出身 韓国 ソウル特別市
生年月日 1999年9月22日
身長 163cm
所属事務所 Awesome ENT
デビュー 2004年 映画『DMZ 非武装地帯 追憶の三十八度線』
キム・ユジョンの魅力

キム・ユジョンの最大の魅力は、その安定した演技力です。幼少期から数多くの作品で経験を積み、涙の演技や繊細な感情表現を得意としています。彼女の演技は自然でリアルさがあり、視聴者を物語の世界に引き込む力を持っています。
少女のような純粋さを持ちながらも、成長とともに大人の女性らしい色気や落ち着きも見せるキム・ユジョン。そのギャップが多くのファンを惹きつけています。特にラブロマンス作品では、彼女の柔らかい笑顔や切ない涙が物語をより印象的にしています。
韓国では「時代劇に強い子役」として早くから名を馳せており、大人になってからも『雲が描いた月明り』などの代表作でその実力を証明しました。韓服姿がとても映える女優としても知られています。
キム・ユジョン主演ドラマ作品一覧
『雲が描いた月明り』(2016年/KBS2)
キム・ユジョンの代表作として知られるラブロマンス時代劇。彼女は男装して生きる恋愛相談家・ラオン役を好演し、純粋で快活な魅力を存分に発揮しました。
パク・ボゴム演じるツンデレ皇太子ヨンとの恋模様は胸キュン必至で、「ユジョンが本格的に女優として開花した作品」として高く評価されています。
ドラマの美しい映像美と、二人の切ない愛の物語が今も多くのファンの心に残っています。
『とにかくアツく掃除しろ!〜恋した彼は潔癖王子!?〜』(2018年~2019年/JTBC)
潔癖症のイケメン社長と、ガサツだけど明るく前向きな清掃員との恋を描くロマンティックコメディ。キム・ユジョンはヒロインのキル・オソル役を演じ、等身大の女性らしい温かさと明るさで視聴者を魅了しました。
社会人女性の共感を呼ぶストーリーの中で、ユジョンの自然体な演技が光り、彼女の演技幅の広さを印象づけた作品です。
『コンビニのセッピョル』(2020年/SBS)
キム・ユジョンが演じたのは、元不良ながら明るくまっすぐなアルバイト店員・チョン・セッピョル。彼女らしいキュートさと芯の強さが見事にマッチしたキャラクターで、コンビニ店長役のチ・チャンウクとの掛け合いも話題になりました。
アクションからコメディ、そしてロマンスまで幅広くこなすユジョンの魅力が詰まった一作です。
『ホンチョンギ』(2021年/SBS)
ファンタジー時代劇『ホンチョンギ』では、天才女画工ホン・チョンギを熱演。
ユジョンは繊細な感情表現と深い演技力で、視覚障害を抱えながらも芸術への情熱を失わないヒロインを見事に演じました。
共演のアン・ヒョソプとの幻想的なラブストーリー、そして壮大なスケールの映像美が魅力で、女優としての成熟を感じさせる作品となりました。
『マイ・デーモン』(2023年/SBS)
キム・ユジョンが財閥令嬢ト・ドヒ役を演じたファンタジーロマンス。
人間と悪魔の契約から始まる奇妙な関係を描き、ソン・ガンとのケミストリー(相性の良さ)が話題となりました。
華やかで気品のある外見に、冷静な中にも情熱を秘めたキャラクターを見事に表現。子役から大人の女性へと成長したユジョンの魅力が全開の作品です。
キム・ユジョン出演ドラマ作品一覧
『イルジメ〜一枝梅』(2008年/SBS)
キム・ユジョンがまだ子役だった頃に出演した人気時代劇。
ハン・ヒョジュの幼少期を演じ、幼いながらも表情豊かな演技で注目を集めました。感情の機微を繊細に表現する力がすでに際立っており、当時から「天才子役」と称されたきっかけとなった作品です。
『トンイ』(2010年/MBC)
韓国で国民的ヒットを記録した歴史ドラマ『トンイ』では、主人公トンイ(ハン・ヒョジュ)の少女時代を演じています。
無邪気さと正義感を併せ持つ姿が視聴者の心をつかみ、彼女の名を広く知らしめた代表作のひとつ。大人顔負けの演技で、以後の時代劇出演へとつながる重要なステップとなりました。
『太陽を抱く月』(2012年/MBC)
国民的時代劇ブームを再び巻き起こした名作。
キム・ユジョンはヒロイン・ホ・ヨヌ(ハン・ガイン)の少女時代を演じ、その高い演技力が再び脚光を浴びました。
イ・フォン(ヨ・ジング)との切ない恋物語は視聴者の涙を誘い、子役ながらも圧倒的な存在感を放った伝説的な出演となりました。
『秘密の扉』(2014年/SBS)
イ・ジェフン主演の歴史サスペンスドラマで、キム・ユジョンは貸本業を営んでいるソ・ギュンの娘を熱演。知的で勇敢な役柄で、子役から脱皮しつつある成長した姿を見せました。
政治的陰謀が渦巻く中で、正義を貫こうとする女性の強さを表現し、彼女の演技キャリアにおいて重要な転換点となった作品です。
キム・ユジョンの最新作・今後の出演予定
「タッカンジョン」(2024年/Netflix)
娘がタッカンジョンに変身!?
そんな娘を人間に戻すべく奮闘するコメディ&ミステリー作品。
キム・ユジョンはタッカンジョンに変身してしまう娘チェ・ミナ役で出演。
キム・ユジョンは現在、次回作として映画やドラマの出演が期待されています。
特に大作ドラマへの出演が噂されており、また彼女がどんな役柄で新しい一面を見せてくれるのか、多くのファンが注目しています。
子役から積み重ねてきたキャリアをベースに、大人の女優としてさらに幅広い役柄に挑戦していくことは間違いありません。時代劇・現代劇の両方で活躍できる数少ない女優として、これからの活躍がますます楽しみです。
本ページの情報は2025年10月時点のものです。
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