ご覧頂きありがとうございます。韓国ドラマ大好きタコリです。
「ジンクスの恋人」は、ソヒョン(少女時代)×ナ・イヌという爽やかなビジュアルカップルが贈るファンタジーロマンス。
「運命」や「ジンクス」という言葉がぴったりのこのドラマは、ヒロインの純粋さと切ない愛が丁寧に描かれ、見た人の心に優しく残ります。
一見ラブコメのようでいて、社会の裏側や人間の欲望、そして「運命を信じること」の意味を問いかける深みも。
現実離れしたストーリーではあるけれど、ソヒョン演じるスルビのピュアな心に魅せられ、私自身も今目の前にある小さな幸せを見つけることの大切さに気づかされた作品です。
この記事では、「ジンクスの恋人」のあらすじやキャスト、視聴後の感想などをネタバレを控えつつ解説します。
ジンクスの恋人とは?初回視聴で感じた印象
初回から不思議な設定に、圧倒されました。
「人の手に触れると未来が見える少女」と「不運続きな青年」という設定は、やや現実離れしているのに、物語の中では自然に溶け込み、まるで童話のような温かさを感じました!
特に印象的なのは、ソヒョン演じるスルビの無垢さですね。
童話の主人公のような可愛らしさにキュンキュンでした!
彼女の一言一言がまっすぐで、ナ・イヌ演じるスグァンの心を少しずつほぐしていく過程に胸が熱くなります。
派手な展開よりも、「人と人との心のつながり」を丁寧に描く優しいテンポが魅力的だと思いました。
「ジンクスの恋人」の作品情報
■原題 징크스의 연인
■公開年 2022年
■国 韓国
■話数 全16話
■演出 ユン・サンホ
■脚本 チャン・ユンミ
■制作 VICTORY CONTENTS
■配信サイト Amazon Prime Video、U-NEXT、ABEMA、Leminoプレミアム
キャストと登場人物の魅力(相関図あり)


ソヒョン(イ・スルビ役)
イ・スルビは、“未来を予知するジンクスの能力”を持つ天真爛漫な少女。
外の世界を知らずに育った彼女が、初めて自由を手にしたときの戸惑いや純粋な笑顔が、まるで絵本の登場人物のように輝きます。
ソヒョンはアイドルとしての華やかさだけでなく、女優としても確かな演技力を確立しました。
幅広い役柄をこなしてきた彼女が、今作では透明感あふれるヒロイン像を見事に体現しています。
スルビの無垢な瞳に宿る強さと優しさは、まさにソヒョンならではの魅力です。
出演ドラマ
「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」
「私生活」

ナ・イヌ(コン・スグァン役)
ナ・イヌが演じるのは、“不運の男”と呼ばれる青年コン・スグァン。
どこか影を抱えたような雰囲気と、スルビに出会ってからの柔らかな変化。そのギャップが視聴者の心を惹きつけます。
「哲仁王后」「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」「クリーニングアップ」など、出演作ごとに違う顔を見せてきました。
彼の繊細で真っ直ぐな演技は、スルビとの愛を“運命的”に感じさせる最大のポイントです。
無口で不器用だけれど、誰よりも優しいスグァン。ナ・イヌの魅力が存分に発揮された代表作といえるでしょう。
出演ドラマ
「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」
「私の夫と結婚して」

チョン・グァンリョル(ソン・サムジュン役)
韓国ドラマ界の重鎮、チョン・グァンリョルが演じるのはスルビを囲い込む財閥の会長・ソン・サムジュン。
彼の存在が物語に“運命の歯車”をもたらす重要なキーパーソンです。
「朱蒙」「ペク・ドンス」など、長年にわたり名演を続けるベテラン俳優。時代劇での存在感が強い方ですよね。
彼が放つ圧倒的なカリスマと、時に見せる父性愛のような複雑な感情表現は、ドラマ全体の深みを支えています。
出演ドラマ
「朱蒙」
「オクニョ 運命の女」

キ・ドフン(ソン・ミンジュン役)
ソン・サムジュンの息子であり、スルビとスグァンの関係に波を立てる人物ミンジュンを演じるのはキ・ドフン。
一見クールで完璧主義な青年ですが、その内面には愛と葛藤が渦巻いており、物語に切なさを添える存在です。
「王は愛する」「あなたの運命を書いています」などで注目を集めた若手俳優。
今作では繊細な感情表現で新境地を開き、視聴者の記憶に残る演技を披露しています。
出演ドラマ
「王は愛する」
「一度行ってきました」
【その他のキャスト】
ユン・ジヘ・・・ミス役
ユン・ユソン・・・スグァンの母役
ウ・ヒョン・・・パク会長役
ファン・ヨンヒ・・・パンさん役
ホン・ソクチョン・・・ホンさん役
あらすじと見どころ
コン・スグァン(ナ・イヌ)は、町で“不運を呼ぶ男”として知られる青年。
かつては将来を有望視されていたが、ある事件をきっかけに人生が一変。
小さな露店を営みながら、誰にも期待せず、静かに日々を生きていた。
一方、イ・スルビ(ソヒョン)は、未来を予知できる“ジンクス”の力を持つ少女。
巨大財閥の会長・ソン・サムジュン(チョン・グァンリョル)によって外の世界から隔離され、
「幸運をもたらす存在」として“お守りのように”生かされてきた。
ある日、偶然のような運命の導きでスルビは財閥の屋敷を抜け出し、自由を求めて街へと飛び出す。
そして彼女がたどり着いた先にいたのが、かつて出会ったことのあるスグァンだった。
初めて見る外の世界、初めて触れる人の温もり。純粋なスルビの姿に、スグァンの心は少しずつ癒されていく。
一方で、彼女を追う財閥の手、そして運命を翻弄する“ジンクス”の力が、2人の関係を試していく。
見どころ1:ソヒョンの“妖精のような存在感”

ソヒョン演じるスルビは、まるで童話の世界から抜け出してきたようなピュアなキャラクター。
彼女の一挙手一投足が、ドラマ全体に幻想的な透明感をもたらしています。
特に初めてバスに乗るシーンや、ゲームセンターでスグァンと笑い合う場面など、「生まれて初めて世界を感じる少女」の演技は圧巻。
ソヒョンの真っ直ぐな表情が、スルビの“幸せを知らない純粋さ”を完璧に表現しています。
見どころ2:ナ・イヌの“静かな熱量”に注目

一見クールで無口なスグァンですが、ナ・イヌの演技は沈黙の中に深い優しさを秘めています。
特にスルビと過ごすうちに変わっていく表情や、彼女を守ろうとする時のまなざしが印象的。
ナ・イヌ特有の“目で語る演技”が光るシーンの数々は、ファン必見です。
見どころ3:社会的メッセージを秘めたファンタジー
「ジンクスの恋人」は単なるラブストーリーではありません。
“運命”“自由”“格差社会”といったテーマを織り交ぜながら、「幸せとは何か」「人は本当に運命を変えられるのか」を問いかけてきます。
財閥に支配されてきたスルビの人生と、社会から孤立していたスグァンの生き方が交わることで、
ドラマは一種の社会的な教訓としての側面を見せます。
ファンタジーの世界にリアルな痛みを感じるのは、この物語が“人の心”を描いているからです。
見どころ4:映像の美しさと世界観の完成度
まるで映画のように洗練された映像も大きな魅力。
スルビが初めて見る夜の街のきらめき、スグァンの屋台から漂う温かい灯り、どのカットも“癒し”と“切なさ”が同居しています。
監督が細部までこだわり抜いたビジュアルは、まるで一枚の絵画のように美しく、作品全体を優しく包み込みます。
感想|“ジンクス”という言葉に隠された、優しいメッセージ

「ジンクスの恋人」は、一見ファンタジーラブロマンスのようでいて、実はとても人間的な作品でした!
“ジンクス(不運・運命)”という言葉の裏に、「人は過去に縛られながらも、自分の選択で未来を変えられる」という希望が描かれている気がしました。
ソヒョン演じるスルビは、純粋さそのものでした。
ソヒョンならではの透明感と表現力が、役柄の神秘的な雰囲気を一層引き立てている気がします!
彼女の微妙な感情の変化や繊細な表情が、物語を深みのあるものにしていました。
物語自体は現実離れしたファンタジー設定ではありますが、スルビの無垢で純粋な言動に、思わず心を揺さぶられる場面がたくさんありました。
人とのつながりや、日常のささやかな幸せの大切さを改めて感じさせてくれる作品だと思います。

一方で、ナ・イヌ演じるスグァンは、不器用だけど誠実。過去に傷つき、それでも誰かを守ろうとする姿に胸を打たれまくり。
特にスルビと心を通わせるたびに、彼の表情が少しずつ変わっていく、そんな“静かな愛の積み重ね”が、このドラマの温度を高めていると感じました。
なにより、とにかくイケメンすぎる!(私の個人的な好みの問題です・・)
クールな表情からふとした優しさがにじむ瞬間まで、見ているだけでドキドキが止まりませんでした。
そして個人的にすごく好きだったのが、市場の人たちのあたたかくて、どこかコミカルな雰囲気。
登場するおばちゃんやおじちゃんたちのやりとりがほっこり笑えて、スルビとスグァンを包み込むような優しさにとても癒されました。
あんな街に私も住みたいw毎日退屈しないだろうなぁと妄想癖が出てしまいました。
物語の中盤以降に訪れるキスシーンは、過去や立場の違いを超えて結ばれる瞬間が、これまでのすれ違いや葛藤を一気に解き放つようで、とても胸が熱くなりました。
しかしながら!
韓国ドラマの中では結構控えめなキスシーンだったかな?
純粋な二人だから、それくらいが丁度良いかもしれませんが、個人的にはもっと情熱的なのでもウェルカムでしたねw
最終回では、ハッピーエンドの中にも絶妙な切なさもあり、見ごたえは十分。
ネタバレはしませんが、しっかり感動もできて良い余韻が残るエンディングでした。
本当はもっともっと詳しくしゃべりたいですが、それはまたネタバレ専用記事を書きたいと思います。
印象に残った名シーンやセリフ(少しネタバレあり)

スルビ(ソヒョン)が長い間閉じ込められていた場所を抜け出し、初めて外の世界に出て、屋台の賑わいや魚市場の活気を目の当たりにするシーン。
その中で彼女が「これが私が知らなかった世界なんだ」と感じる表情には、純粋な驚きと少しの戸惑いが混ざっていて、まるでこちらも一緒に世界を覗き込んでいるような気持ちになりました。
私達には当たり前の日常が、誰かには当たり前ではないんだと気づかされました。
8話でスルビは自分の力で生活をする為に、未来を予知する力を仕事にしてしまいます。
その事に、スグァンが激怒。そんなに力を使うならば、自分の母が亡くなる前に教えてくれよ!と責めてしまう。きっと心配してるだけなのに・・。
なんやかんやと言い合ううちに、スルビは「平凡な人間になりたくて会いにきた、お母さんを1人残して会いにきたけど、それは自分勝手だった」と言いホテルに戻ってしまいます。
なんか心が痛くなっちゃいました。どちらも辛い心がわかるだけに、苦しいシーンでした。
どんな人におすすめ?
「ジンクスの恋人」は、次のような人にぴったりのドラマです。
・心が疲れたときに、やさしい癒しを求めている人
→ スルビの純粋な笑顔と、スグァンの不器用な優しさが、心を温めてくれます。
・“運命”や“ジンクス”という言葉に惹かれる人
→ ファンタジー設定の中に、人間らしい希望や再生の物語が丁寧に描かれています。
・ソヒョン(少女時代)やナ・イヌのファンの人
→ 2人の相性が抜群で、見ているだけで癒される名コンビ。特にナ・イヌの優しさあふれる表情演技は必見です。
・辛い恋や過去を乗り越えたいと思っている人
→ “愛は運命を変えられる”というテーマが、前を向く勇気をくれるはずです。
総合評価・おすすめ度
おすすめ度:90%
作品を観た私からの総合評価はこちら。
| 項目 | 評価 |
| キュンキュン指数 | |
| 涙ちょちょぎれ指数 | |
| アクション指数 | |
| クスっとお笑い指数 | |
| ドロドロ指数 |
「ジンクスの恋人」は、ファンタジー要素の中に温かさと優しさがたっぷり詰まった癒し系ラブストーリーでした。
不運な青年と未来が見える少女という不思議な組み合わせが、観るたびに「運命」や「幸せ」の意味を優しく問いかけてくれます。
ナ・イヌの魅力全開の演技はもちろん、スルビの純粋さや市場の人々の温もりにも何度も心が和みました。
ちょっと疲れたときや、温かい気持ちになりたいときにぴったりの1本。気になった方はぜひ、スルビとスグァンの“運命の出会い”をのぞいてみてください。
「ジンクスの恋人」を視聴できる配信サービス
2025年10月現在、「ジンクスの恋人」を視聴できる配信サービスを一部ご紹介します。
| 配信サービス | 配信種類 |
| Amazon Prime Video | レンタル |
| U-NEXT | 見放題 |
| ABEMA | 見放題 |
| Leminoプレミアム | 見放題 |
本ページの情報は2025年10月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。
まとめ|愛が運命を変える、癒しのファンタジーロマンス
「ジンクスの恋人」は、美しい映像と音楽、そして俳優たちの繊細な演技が生み出す癒し系ラブファンタジー。
ソヒョンとナ・イヌのケミストリー(相性)は抜群で、見ているだけで温かい気持ちになれる作品です!
また、社会的なテーマや人生へのメッセージ性も含まれており、ただの恋愛ドラマにとどまらない深さがあります。
ナ・イヌの“静かな情熱”、ソヒョンの“純真なまなざし”、そして「ジンクス=運命」というキーワードが織りなす物語は、観る人それぞれに“希望の形”を問いかけてきます。
運命を変えたいと思ったことがある人へ。
このドラマは、そんなあなたの心にきっと寄り添ってくれるはずです!




