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ドラマ「蘭陵王」キャスト・相関図まとめ|ウィリアム・フォン&アリエル・リンが織りなす切ない愛

時代劇
引用元:「蘭陵王」公式サイト

ご覧頂きありがとうございます。韓国ドラマ大好き主婦のタコリです。

美しすぎる仮面の武将。
中国ドラマ「蘭陵王(らんりょうおう)」は、北斉の英雄・蘭陵王と巫女の娘・雪舞が織りなす壮大な愛と戦いの物語です。

戦乱の世の中で、愛する人を守るために生きる姿が胸を打ち、放送から10年経った今も根強いファンを持つ名作です。

主演のウィリアム・フォン(馮紹峰)とアリエル・リン(林依晨)の美しいビジュアルと切ないロマンス、そして歴史劇らしい壮大なスケールが融合した本作は、まさに時代劇ロマンスの金字塔。

初めて観た時は、蘭陵王の仮面姿の神秘的な存在感に引き込まれ、ラストまで一気見してしまいました!

この記事では、そんな「蘭陵王」の魅力を、キャスト・あらすじ・見どころなどを交えて詳しくご紹介します。

「蘭陵王」とは?初回視聴で感じた印象

中国ドラマ「蘭陵王(らんりょうおう)」は、北斉の伝説的な英雄・蘭陵王と巫女の娘・雪舞が運命に翻弄されながらも愛を貫く、壮大な歴史ロマンスです。

華やかな戦闘シーンと切ない恋模様が見事に融合し、放送当時、中国や台湾、日本でも大ヒットを記録しました。

初回を観たときの印象は、「雪舞があまりにも不憫」。
村でいじめられ、祖母にも厳しく育てられる彼女の姿には胸が締めつけられました。

それでもどこか前向きで、どんな状況でも明るさを失わない雪舞の純粋さがとても愛らしく、自然と応援したくなりました。

一方で、1話から登場する“仮面の武将”蘭陵王の圧倒的な存在感!
そのアクションシーンの迫力と、仮面の下に隠された美しい顔立ちとのギャップが衝撃的で、「これは面白い」と確信しました。

ロマンスと戦乱、運命と宿命が交錯する物語の幕開けに、心を鷲掴みにされた人も多いはずです。

「蘭陵王」の基本情報

■原題 蘭陵王/Prince of Lan Ling
■公開年 2013年
■国 中国・台湾
■話数 全46話
■プロデューサー フランキー・チェン
■キービジュアル 蜷川実花
■配信サイト U-NEXT、Leminoプレミアム、FOD

キャストと登場人物の魅力(相関図あり)

主要キャストそれぞれの信念や葛藤が丁寧に描かれているのが、「蘭陵王」の大きな魅力。
華やかな衣装と壮大な戦乱の中で、それぞれが「愛」と「誇り」をかけて生きる姿に心を打たれます。

蘭陵王の相関図
引用元:テレQ

蘭陵王
引用元:テレQ

馮紹峰(ウィリアム・フォン)/蘭陵王(高長恭)役
北斉の伝説的な英雄・蘭陵王を演じるのは、実力派俳優ウィリアム・フォン。

戦場では仮面をつけ、華麗な剣技で敵を圧倒する一方、仮面の下には「戦うことを宿命づけられた悲しき美青年」の顔が隠れています。

彼の演技は力強さと繊細さが共存していて、戦士としての誇りと、一人の男として雪舞を愛する優しさの両面を見事に表現。

仮面を外した時の表情には思わず息を呑むほどの美しさがあり、作品全体の象徴的存在といえます。

出演ドラマ
「明蘭〜才媛の春」
「永楽帝〜大明天下の輝き〜」


楊雪舞
引用元:テレQ

林依晨(アリエル・リン)/楊雪舞 役
巫女の血を引く少女・雪舞を演じるのは、台湾の人気女優アリエル・リン。

幼いころから「不吉な存在」として村で虐げられ、祖母の厳しいしつけの中で育つ雪舞。
それでも人を恨まず、まっすぐで純粋な心を持つヒロインです。

アリエル・リンの柔らかくも芯のある演技が、雪舞の儚さと強さを見事に両立。
蘭陵王と出会い、恋に落ち、運命に抗う彼女の姿は、多くの視聴者の共感と涙を誘います。

出演ドラマ
「イタズラな恋愛白書」
「花不棄〈カフキ〉-運命の姫と仮面の王子-」


宇文邕
引用元:テレQ

陳暁東(ダニエル・チャン)/宇文邕(武帝)役
北周の皇帝・宇文邕を演じるのはダニエル・チャン。
冷静沈着で聡明な統治者として描かれますが、雪舞への想いを胸に秘めるという切ない一面も。

蘭陵王とは敵国の関係でありながら、どこか似た孤独を抱える存在。二人の間に生まれる“尊敬と宿命”の関係性が物語をより深くしています。

出演ドラマ
「王子様の条件〜Queen Loves Diamonds〜」
「愛情急整室〜Love SOS」


高延宗
引用元:テレQ

胡宇威(ジョージ・フー)/高延宗(安徳王)役
蘭陵王の従兄弟であり、複雑な感情を抱く高延宗。

最初は蘭陵王に対して嫉妬や劣等感を抱いていましたが、次第にその真の強さと優しさを理解していきます。

ジョージ・フーの端正な演技が、感情の揺れや成長を丁寧に表現しており、サブキャラながら強い印象を残します。

出演ドラマ
「親愛なるアダム」
「Love Cheque〜恋の小切手」


韓暁冬
引用元:テレQ

魏千翔(ウェイ・チェンシャン)/韓暁冬 役
貧しい村の若者。盗みなどを働いて生活をしていたところ楊雪舞に出会い、心を入れ替え雪舞を助けていく。

雪舞の強い味方であるがゆえ、蘭陵王と衝突する場面もあるが雪舞を大切に思う2人は次第に協力関係となっていく。

出演ドラマ
「東宮〜永遠の記憶に眠る愛〜」
「歓楽無双〜恋する事件帖〜」


その他のキャスト
王崢(ワン・チェン)・・・宇文神挙役
李東翰(リー・トンハン)・・・楊士深役
毛林林(ニキータ・マオ)・・・鄭児役

あらすじとみどころ

蘭陵王ポスター
引用元:「蘭陵王」公式サイト

時は北斉と北周が対立する時代。巫女の血を引く少女・雪舞(アリエル・リン)は、小さな村で戦乱を避けながら慎ましく暮らしていた。

幼いころから「災いを呼ぶ存在」として村人たちから忌み嫌われて育ちました。
唯一の家族である祖母にも厳しく育てられながらも、彼女は優しい心を失わずに生きています。

そんなある日、雪舞は偶然にも仮面の武将・蘭陵王(ウィリアム・フォン)と出会います。

彼は北斉の英雄として戦場で恐れられる存在でしたが、仮面を外した彼の素顔は驚くほど美しく、雪舞は瞬時に心を奪われる。やがて二人は運命的に再会し、強く惹かれ合っていく。

蘭陵王は戦場で無敗を誇り、北斉を支える英雄となっていく。しかし、その活躍はやがて皇太子・高緯の嫉妬を招き、宮廷内での立場を危うくする。

一方、北周の皇帝・宇文邕も雪舞に想いを寄せており、彼女をめぐって蘭陵王と複雑な三角関係を築いていく。

雪舞は蘭陵王を愛しながらも、周囲の思惑や運命に翻弄されていくのだった。

蘭陵王と雪舞は幾度となくすれ違いと困難を乗り越える。しかし、北斉の政変が加速する中、蘭陵王は愛する雪舞と民を守るため、自らの命を懸けた決断を下す。

二人の愛の行方は。そして蘭陵王の運命は。涙なしでは見られない結末が待っている。

見どころ1:戦乱の世を彩る壮大なスケールと映像美

本作の大きな魅力は、圧倒的な映像美。
戦場のシーンでは数百人規模の兵士が登場し、実際の戦闘を再現したような臨場感があります。

衣装やセットも非常に細かく作り込まれており、まるで古代中国の世界にタイムスリップしたかのよう。
また、蘭陵王の仮面姿はこの作品を象徴するビジュアルであり、放送当時から話題になりました。

見どころ2:運命に翻弄される純愛ストーリー

蘭陵王と雪舞の恋は、まさに“宿命の愛”。
敵国の皇帝・宇文邕の存在や、政治の思惑、戦乱による離別など、さまざまな障害が二人を引き裂いていきます。

それでも、愛する人を守りたいという想いを貫く姿が切なくて美しい。
雪舞の純粋さ、蘭陵王の献身、宇文邕の葛藤。三人の愛の形が交錯するたびに、胸が痛くなるような感動が生まれます。

見どころ3:蘭陵王という“悲劇の英雄”の生き様

実在した武将・蘭陵王は、その美しさゆえに仮面をつけて戦ったと言われています。
作品の中でも、彼の「武勇と優しさ」のギャップが最大の魅力。

仲間思いで民を守るために戦い続ける姿には、真の英雄とは何かを考えさせられます。
特に終盤、愛する雪舞のために下す決断は涙なしでは見られません。

「蘭陵王」をみた感想

蘭陵王と雪舞
引用元:「蘭陵王」公式サイト

とにかく最初から最後まで、壮大で切ない愛の物語に心を揺さぶられました。
1話目の雪舞の不憫な幼少期から始まり、蘭陵王との運命的な出会い、そして幾度も訪れる試練・・・。

“戦乱の中でも愛を貫く”というテーマが全話を通して一貫していて、見終えた後も深い余韻が残りました。

雪舞を演じたアリエル・リンの演技が本当に素晴らしく、悲しい場面でもどこか希望を感じさせてくれる存在感がありました。
純粋でまっすぐな愛を信じる雪舞の姿は、応援したくなる愛らしさが溢れていました。

そして、蘭陵王役のウィリアム・フォン。
彼の“強さと優しさ”の表現力は圧巻で、仮面の下の表情ひとつひとつに深い想いがこもっていました。

蘭陵王が仮面をつけて馬に乗る姿は本当にかっこよく、何度見ても鳥肌が立ちました。

戦場での勇ましさと、雪舞を見つめるときの穏やかな眼差し。
たまに、おちゃめにイタズラをしてみたり。このギャップが、まさに蘭陵王という人物の魅力そのものでした。

一方で、敵国の皇帝・宇文邕(ダニエル・チャン)も印象的ですよ!
冷静で知的な彼が、雪舞に心を惹かれながらも“国”を選ばざるを得ない苦しさを背負う姿には、単なる悪役ではない深みがありました。対立はしているけど、悪役ではないですね。

この三人の関係性が絶妙なバランスで描かれていて、単なる恋愛ドラマを超えた人間ドラマとして成立しています。

また、作品全体を通して感じたのは、「愛とは犠牲の上に成り立つもの」というメッセージ。
蘭陵王が命を懸けて雪舞を守る姿は、まさに悲劇の英雄そのもの。

ラストシーンは涙なしでは見られず、しばらく余韻から抜け出せませんでした。
美しい映像と音楽、丁寧な脚本、そして俳優たちの熱演!

どの要素をとっても完成度が高く、「中国歴史ドラマの名作」と呼ぶにふさわしい一作だと感じました。

印象に残った名シーンやセリフ(少しネタバレあり)

「蘭陵王」の中でも、特に心を奪われたのが第5話と第44話のシーンです。

第5話 捉えられた雪舞を助けに蘭陵王が現れるシーン
たった一人で敵陣に乗り込み、圧倒的な強さで大勢を倒していく姿は、まさに“伝説の武将”そのものでキュンとしちゃいました。

水に落ちた雪舞を助けるために一瞬の迷いもなく飛び込む姿に、完全に心を奪われました。
「この人、格好良すぎる…」と思わず声に出してしまうかもw
あの瞬間、雪舞だけでなく数多くの視聴者も恋に落ちたと思います。

第44話 蘭陵王と雪舞の再会シーン
死んだと思っていた蘭陵王と雪舞の再会シーンは、涙なしでは見られませんでした。
ずっと近くで、姿を隠して彼女を見守っていた蘭陵王。

その事実が明らかになった瞬間、愛の深さと切なさが胸に迫ってきて、涙がこぼれました。
「守ることが愛」と信じて距離を置いていた彼の不器用さも、たまらなく愛しい。

リアルな恋愛模様に共感できる
物語全体を通して印象的だったのは、蘭陵王と雪舞の“リアルな恋愛模様”。

誤解や嫉妬で喧嘩したり、すれ違ったりする姿に「わかる〜!」と何度も共感しました。
昔の時代でも、恋の悩みは今と変わらないんだと感じさせられます。

それにしても・・・嫉妬や混乱を引き起こした鄭児には何度腹が立ったことか!

「もうやめて!」と画面に向かって言いたくなるほどのイライラキャラ。
その分、雪舞の純粋さや蘭陵王の一途さがより際立って面白みが増すんですけどね。

愛の美しさと人間の弱さが見事に描かれたこのドラマ。
何度見ても、心に響く名シーンばかりでした。

どんな人におすすめ?

ロマンチックな恋愛ドラマが好きな人
蘭陵王と雪舞の恋は、まさに時代を超える純愛。
誤解や嫉妬、離別を繰り返しながらもお互いを想い続ける2人の姿には、何度も涙がこぼれます。

すれ違うたびに切なく、再会のたびに心が震える!そんな“王道ラブロマンス”が好きな方にはドンピシャです。

アクションや戦闘シーンに惹かれる人
華やかな恋愛だけでなく、迫力満点の戦闘シーンも見どころ。
蘭陵王が仮面をつけて敵陣に乗り込む姿や、戦場での冷静な采配はまさに英雄そのもの。
アクション好きにも満足度の高い作品です。

歴史ドラマが好きな人
北斉と北周の時代を舞台に、政治や権力争いがリアルに描かれており、歴史ドラマとしての深みも十分。
王族や将軍たちの駆け引きにハラハラさせられる展開が続き、見応えたっぷりです。

泣けるストーリーを求めている人
愛する人を守るために戦い、苦しみながらも信じ合う2人の姿は、胸が締め付けられるほど切ない。
「純粋な愛」を信じたくなるような、そんな温かくも悲しい物語に弱い方には特におすすめ!

総合評価・おすすめ度

おすすめ度:100%

作品を観た私からの総合評価はこちら。

項目評価
キュンキュン指数5.0
涙ちょちょぎれ指数4.0
アクション指数5.0
クスっとお笑い指数3.0
ドロドロ指数4.0

「蘭陵王」は歴史ロマンスが好きな方には間違いなくおすすめできる名作です。
全46話と長めですが、一度見始めると止まらなくなる作品だと思います!

「蘭陵王」を視聴できるVODは?

2025年11月現在、「蘭陵王」を視聴できる配信サービスをご紹介します。

配信サービス配信種類
U-NEXT見放題
Lemino見放題
FOD見放題


本ページの情報は2025年11月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

まとめ

中国ドラマ「蘭陵王」は、壮大なスケールで描かれた愛と戦いの物語。
雪舞と蘭陵王の一途な恋、そして運命に翻弄されながらもお互いを想い続ける姿には、胸が熱くなります。

戦場でのアクションシーンの迫力、華やかな衣装や音楽、登場人物たちの繊細な心の動き。どの要素を取っても完成度が高く、まさに「伝説」と呼ぶにふさわしい歴史ロマンスドラマです。

特に、蘭陵王を演じたウィリアム・フォンと、雪舞を演じたアリエル・リンの相性が抜群で、2人の間に流れる“愛の温度差”がリアル。観るたびに感情を揺さぶられますよ。

愛の美しさと儚さ、そして人を信じる強さを教えてくれる「蘭陵王」。
壮大な時代背景の中で紡がれる恋愛ドラマを探している方には、必見の作品です。