ご覧頂きありがとうございます。韓国ドラマ大好きタコリです。
今回ご紹介するのはこちら「烈女パク氏契約結婚伝」。
U-NEXTでランキングに上がっていて時代劇好きとしては見逃せない!と思い視聴しました!
視聴してみると完全なる時代劇ではなく、現代と朝鮮時代を舞台とするタイムスリップラブコメディでした。なかなか面白くて最後まで一気見しましたw
「烈女パク氏契約結婚伝」とは?初回視聴で感じた印象
2023年公開の韓国ドラマ「烈女パク氏契約結婚伝(原題:열녀 박씨 계약 결혼뎐)」は、朝鮮時代の名家の娘・パク・ヨヌが現代へとタイムスリップ。
冷静沈着な財閥御曹司カン・テハとの“契約結婚”をきっかけに巻き起こる、笑いとときめきと少しのミステリーが詰まったラブコメ時代劇。
初回から「時代劇×現代劇」のギャップに驚きつつも、気付けばヨヌの奮闘にグッと惹き込まれていました!
「烈女パク氏契約結婚伝」の基本情報
■原題 열녀 박씨 계약 결혼뎐
■公開年 2023年
■国 韓国
■話数 全12話
■演出 パク・サンフン
■脚本 カン・チェウォン
■配信サイト U-NEXT
キャストと登場人物の魅力(相関図あり)
キャスト陣はいずれも演技派ぞろいで、時代劇の重厚さと現代ドラマのテンポ感を両立させています。
特にイ・セヨンとペ・イニョクの掛け合いは、“まったく違う世界に生きる2人”の距離が少しずつ近づく過程を自然に描き、見ていて温かい気持ちになります。
引用元:MBC

イ・セヨン(パク・ヨヌ役)
朝鮮時代に生きる“烈女”として強く気高く、そしてどこか不器用に生きるヨヌを演じたのはイ・セヨン。
「赤い袖先」で見せた繊細な感情表現は本作でも健在で、彼女が現代にタイムスリップした瞬間の戸惑いや好奇心、そして次第に心を開いていく過程は、まるで自分も一緒に時間を超えて旅しているような感覚に。
時代劇と現代劇、両方の演技が自然に切り替わるその演技力は圧巻です。
特にヨヌが初めてスマホを手にするシーンのリアクションは可愛らしく、視聴者の心を一気に掴みます。
出演ドラマ
「赤い袖先」
「メモリスト」

ペ・インヒョク(カン・テハ役)
冷静沈着で完璧主義な財閥御曹司カン・テハを演じるペ・インヒョク。
「なぜオ・スジェなのか」「私たちは今日から」などで注目を集めた彼が、本作ではクールな外見の裏にある“優しさと不器用さ”を絶妙に表現しています。
ヨヌとの出会いを通して、心がほどけていく過程は見どころの一つ。
彼の微妙な表情の変化、セリフに込められた静かな想いが、作品全体を優しく包み込んでいます。
一見無愛想に見えて、実は誰よりも温かい。そんなギャップがたまりません!
出演ドラマ
「九尾の狐とキケンな同居」
「なぜオ・スジェなのか」

ユ・ソンホ(カン・テミン役)
カン・テハのいとこであり、財閥グループのもう一人の後継候補カン・テミンを演じるのはユ・ソンホ。
彼は「シュルプ」「ボクスが帰ってきた」などで爽やかな印象を残してきた若手俳優で、本作では一転、複雑な野心と家族への葛藤を抱えた青年を好演しています。
テハとは対照的に、感情を表に出すタイプで、ヨヌへの想いにも真っ直ぐ。
物語にスパイスを加える“三角関係”のもう一人として、視聴者の心を揺さぶります。
笑顔の裏に隠された切なさが、ユ・ソンホならではの魅力です。
出演ドラマ
「ドクター弁護士」
「アンダーカバー」

チン・ギョン(ミン・ヘスク役)
テハの継母であり、テミンの実母でSHソウルの代表。ヨヌの時代からまだ気づかぬ悪縁あり。
彼女の登場によって、ヨヌとテハの関係がさらに揺れ動くため、ドラマの緊張感が一段と高まります。物語に深みを与える重要なキャラクターです。
チン・ギョンの演技力あってこそ、このドラマの面白さが際立っている気がします。
出演ドラマ
「善徳女王」
「浪漫ドクターキム・サブ」
【その他のキャスト】
チュ・ヒョニョン・・・サウォル役
チョ・ボクレ・・・ホン・ソンピョ役
チョン・ホジン・・・カン・サンモ役
ソン・ソマン・・・カン・ヘリョン役
イ・ジュニョク・・・ファン・ミョンス役
「烈女パク氏契約結婚伝」のあらすじ
朝鮮時代、夫を亡くした後も貞節を守り抜く「烈女」として知られるパク・ヨヌ(イ・セヨン)。初夜に夫がなくなってしまいその後、ヨヌも何者かに連れ去られ井戸に落とされ、烈女として処理をされてしまう。
しかし、井戸に落とされたヨヌは現代ソウルのど真ん中にタイムスリップしてしまう。
目の前には見慣れない高層ビル、車、スマートフォン。
混乱の中で出会ったのは、冷徹な財閥御曹司カン・テハ(ペ・イニョク)だった。
合理的で感情を表に出さない彼に、ヨヌはなぜか過去の夫の面影を重ねてしまう。
そして、ある理由から二人は「契約結婚」を結ぶことに。
時代も価値観もまるで違う二人の共同生活は、毎日がカルチャーショックの連続!
ヨヌの“朝鮮的な礼儀作法”と、テハの“現代的ドライさ”がぶつかり合うたびに、笑いとときめきが生まれていく。
やがて、二人の間に芽生える不思議な絆は、過去と現在、そして運命をもつなぐことになる。
烈女とは、夫が亡くなり後を追い自害した女性のことや、夫のために貞節を守って亡くなった女性を指す言葉だそうです。
見どころ1:イ・セヨンが魅せる“タイムスリップ演技”の真骨頂

イ・セヨンの演技力がとにかく光る!
彼女の演技は、時代劇特有の所作や話し方から、現代でのコミカルな表情の変化まで、すべてにおいて緻密で自然。
その確かな演技力が、物語のリアリティと感動を支えてくれていると思います。
朝鮮時代の女性らしい慎ましさを保ちながらも、現代社会の中で一歩ずつ前に進む姿は、まるで「古い価値観の殻を破る女性像」を象徴しているよう。
スマホの操作に戸惑う場面や、初めてのコンビニ体験など、細かな表情の変化がリアルで可愛らしい。時代を超えても“自分らしく生きる”ことの大切さを感じさせてくれるヒロインです。
見どころ2:ペ・イニョクとの化学反応がたまらない!

カン・テハ役のペ・イニョクは、一見冷たいけれど実は不器用で優しいタイプ。
ヨヌと出会ったことで心が少しずつほどけていく姿に、視聴者も思わずキュンとします。
朝鮮時代の価値観と現代の恋愛観がぶつかることで生まれる会話のズレや、ちょっとしたハプニングの数々が本作の見どころ。
恋愛だけでなく、「愛とは何か」「思いやりとは何か」を自然に考えさせられる物語になっています。
見どころ3:時代劇×現代劇が融合した独特の世界観
「烈女パク氏契約結婚伝」の魅力は、時代劇の美しい映像美と、現代劇のテンポ感ある演出が見事に融合しているところ。
冒頭の朝鮮時代パートはまるで古典映画のように重厚で、現代パートに入ると一気に明るくポップな雰囲気へ。同じ作品の中で二つのドラマを観ているような感覚が味わえます。
特に、時代を超えてつながる“愛と運命”のテーマは、どの世代にも響く普遍的なメッセージ。
ラブコメの軽快さの中にも、思わず胸が熱くなるようなシーンが散りばめられています。
見どころ4:サブキャラたちの存在感も見逃せない
カン家を取り巻く家族たちの人間模様、そしてヨヌを支える仲間たちの温かさが、物語をより豊かにしています。
特にユ・ソンホ演じるテミンと、チン・ギョン演じるヘスクが関わるシーンでは、ラブコメだけでは終わらない深いサスペンス性までも感じます。
登場人物それぞれの“愛の形”が描かれており、最後まで飽きずに楽しめる構成です。
感想|時を越えて描かれる“愛と自立”の物語に胸が熱くなる!
「烈女パク氏契約結婚伝」の大きな見どころの一つが、朝鮮時代からやってきたヨヌと、現代社会を生きるテハたちの“価値観のギャップ”です。
ドラマはコミカルなやり取りを通して、時代も文化も異なる登場人物たちがどのように理解し合い、惹かれ合っていくのかを丁寧に描いていました。
初回を見たときは、時代劇の主人公が現代に来るなんてベタかな?と思っていましたが、
イ・セヨンの圧倒的な演技で、そんな不安はすぐ吹き飛びました。
恋愛・笑い・感動のバランスが良くて、1話見ると続きが止まらなくなるタイプのドラマ!
ヨヌが現代の生活様式や言葉遣い、ファッション、恋愛観に戸惑う姿も必見。
食事だけをとってもヨヌには新鮮なものばかりで、彼女の表情や言動から驚きがリアルに伝わり、笑いを誘うだけでなく考えさせられます。チョコパイを頬張るヨヌはたまらなく可愛らしい・・w
そして、そんな彼女に戸惑いながらも心惹かれていくカン・テハの変化もまた丁寧に描かれており、二人の関係が少しずつ“契約”から“真の愛”へと変化していく過程は、見ていてとても心地よいです。
衣装や時代背景の描写も丁寧で、時代劇らしさと現代ドラマのバランスが面白かったです。
ロマンチックなだけでなく、社会的な視点や家族の絆も描かれているなぁと思いました。
心温まるラブストーリーを観たい方にも、ちょっと変わった設定のドラマを楽しみたい方にも、ぜひおすすめしたい一作です。
印象に残った名シーンとセリフ(少しネタバレあり)
1. 現代で適応していこうと賢明に生きるヨヌ
19世紀から現代に飛ばされたパク・ヨヌ(イ・セヨン)が、スマホや車、そして自動ドアに驚くシーンは本作の名場面のひとつ。特に面白かったのは8話みんなでプールで楽しむシーン。
ヨヌはまさかの格好で登場!可愛いから許される・・・w

時代の違いに戸惑いながらも、すぐに現実を受け入れようとする姿が印象的です。
2. カン・テハとの“契約結婚”成立の瞬間
「合理的な関係」を望むテハ(ぺ・イニョク)と、「愛とは信義」と信じるヨヌ。
全く異なる二人が契約内容を話し合う場面は、緊張感とコミカルさが同居した名シーンです。

握手をしようとするテハだけど、ヨヌが指切りをする。絶対既にキュンとしてるやつ。
3. 愛するがゆえに別れを決断するシーン
終盤で描かれる、涙のシーン。
ヨヌが涙をこらえながらテハに伝える言葉が、多くの視聴者の心を打ちました。

「私が戻ればあなたは生きられる」
4. 最終回、現代での愛の誓い
ラストシーンでは、時空を越えて結ばれた二人の絆が描かれます。
「長い間私のために祈るあなたの願いが聞こえたわ。その願いが私の運命になったの」
「烈女パク氏契約結婚伝」はこんな人におすすめ
「烈女パク氏契約結婚伝」以下のような方には、特におすすめです!
・タイムスリップ系ラブコメが好きな人
時代劇と現代劇が融合した“時代錯誤の恋”にワクワクする方にはぴったりのドラマです。過去から来た主人公が現代に戸惑いながらも、自分らしさを貫く姿は痛快で胸キュン必至!
・強くてまっすぐなヒロインに魅力を感じる人
芯のあるヒロイン・ヨヌ。困難に立ち向かい、信念を曲げない姿勢は、見ていて勇気をもらえるはずです。凛とした女性像に共感したい方におすすめ!
・感動と笑いを同時に味わいたい人
シリアスなテーマを扱いつつも、随所にコミカルなシーンがちりばめられており、笑いと涙のバランスが絶妙。家族や恋愛、人との絆に心がじんわり温かくなる、そんな作品を探している人にぴったりです。
最終話まで観終わると、「愛は形を変えても残る」という余韻がじんわり残ります。
映像も美しく、韓国ラブコメ好きの方にはもちろん、「しっかりしたストーリー重視派」にもおすすめの作品です。
5.総合評価・おすすめ度
おすすめ度:90%
作品を観た私からの総合評価はこちら。
| 項目 | 評価 |
| キュンキュン指数 | |
| 涙ちょちょぎれ指数 | |
| アクション指数 | |
| クスっとお笑い指数 | |
| ドロドロ指数 |
終始ヨヌの可愛らしさにほっこりしたストーリーでした。
「烈女パク氏契約結婚伝」を視聴できるVODは?
2025年9月現在、「烈女パク氏契約結婚伝」を視聴できる配信サービスをご紹介します。
■U-NEXT(ユーネクスト)
独占見放題配信
本ページの情報は2025年10月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。
まとめ|時代を越えても輝く“愛と信念”の物語
「烈女パク氏契約結婚伝」は、時代劇×現代ラブコメ×契約結婚という異色の組み合わせでありながら、笑いと感動、そしてヒロインの成長を見事に描き切った作品でした。
イ・セヨン演じるヨヌは、どんな時代でも自分らしさを失わない女性。
一方、ぺ・イニョク演じるテハは、理屈では測れない“心の変化”を通して、真の愛を学んでいきます。
二人の関係が少しずつ「契約」から「運命」へと変わっていく過程は、まるで運命の糸が少しずつ結ばれていくよう。
最後には“愛とは時を超えて続くもの”というテーマがしっかり胸に響きます。





